スペースホラーSFアニメ「エクセプション」10月よりNetflixで配信 音楽は坂本龍一

2022/09/13 06:00 配信

音楽 アニメ

Netflix シリーズ「エクセプション」10月13日(木)より全世界独占配信※提供写真

スペースホラーSFアニメ「エクセプション」が10月13日(木)より、Netflixで全世界独占配信されることが決定した。

本作は、小説家・映画監督として活動する安達寛高(乙一)が原作・脚本を手掛け、キャラクターデザインはゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズ等で知られる天野喜孝が務める。このたび音楽を坂本龍一が担当し、また日本語吹替版声優を小林親弘櫻井孝宏甲斐田裕子星野貴紀種﨑敦美が務めることが発表された。


「エクセプション」あらすじ


物語の舞台は、はるか先の未来ーー。人類は地球を追われ、他の銀河系への移住を余儀なくされていた。宇宙に新たな居住地を求め、惑星の探索をするために派遣された先遣隊のメンバーたち。実は彼らは、「生体3Dプリンター」によって“プリントアウト”された“人間”。オリジナルは安全な場所で冷凍睡眠しているのだ。

そんな“コピー”された彼らがミッションに挑もうとするが、閉ざされた宇宙船という空間の中で、“ある恐怖”が彼らへ容赦なく襲い掛かっていく。突如、システムの不具合が発生し、クルーのひとりであるルイス(小林親弘)が“異形の怪物”の姿でミスプリントされてしまう。凶暴なルイスに襲われるニーナ(甲斐田裕子)、マック(櫻井孝宏)、パティ(種﨑敦美)、オスカー(星野貴紀)の4 人と、再び“プリントアウト”されたルイス…。一切逃げ場のない絶体絶命のシチュエーションの中で、恐怖を感じながらミッション終了へのカウントダウンが始まる――。

作品に込められたテーマ


映像では、船内を所狭しに駆け巡る恐ろしい姿のルイスが、クルーへ襲い掛かる迫力満点の恐怖が描かれる一方で、「ミス…プリント…」と悲しげな表情を浮かべる一幕も。「あれは人間ではない」「害虫や害獣が発生したら殺処分できるきまりだ」と冷酷に語る声もあれば、「害獣だなんてそんな…」「“助けて”なんて言葉、人間しか使いませんよ」と、クルーたちの間に迷いも垣間見える。異形のルイスは、“人間”なのかー?“自分とは何か”、“人間とは何か”、そして“命とは何か”…そんな壮大かつ深淵なテーマも込められている。