“秒速で1億円稼ぐ男”与沢翼「ホリエモン、超カッケーじゃん!」で月収200万になるも『少しずつ感覚が狂い始めて』<しくじり先生>

2022/09/15 15:00 配信

バラエティー

与沢翼が登壇した反面教師バラエティー「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(C)AbemaTV,Inc.

「秒速で1億円稼ぐ男」として世間の注目を集めた、実業家の与沢翼が登壇した、過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(毎月第1~3金曜夜9:00-9:30、第4金曜テレビ朝日地上波放送終了後~/ABEMA SPECIALチャンネル)の9月9日の放送では、与沢先生の幼少期や学生時代から人生をひも解き、どのようにして「秒速で1億円稼ぐ男」になったのかを徹底解剖し、壮絶な人生と億単位のしくじりを題材に授業を行った。

現在、ドバイ在住の与沢先生は、10年前29歳のときに「秒速で1億稼ぐ男」としてメディアに出演し、ド派手なセレブ生活などで注目を集めた。そんな先生は、授業オープニングで「秒速で1億稼ぐ男から秒速でホームレスに転落しちゃった」壮大なしくじり“与沢翼の栄光と転落”と題した授業で、壮絶なしくじり人生の真相に迫った。

“与沢翼の栄光と転落”


授業ではまず、「秒速で1億稼ぐ男」がどのようにしてできあがっていったのか、先生の幼少期からひも解いていく。

小学生時代、両親から離れ、埼玉県の秩父で祖父母とともに暮らしていた先生は、小学6年生の時に再び両親と暮らすために、大宮の学校に転校したが、言葉がなまっていたことや生意気な性格だと目をつけられ、転校した翌日からいじめが始まったと告白する。“どうしたらいじめがなくなるのか”と考えた先生は、「ちょっとヤンチャな子たちと一緒にいたら、いじめが少なくなったことに気づいた」と言い、中学生になってから「ヤンキーを頼って、いじめた奴らに復讐した」と打ち明け、生徒たちを戦慄させた。

その後、中学校もほぼ行かなくなり、高校も3日で退学、15歳で地元の暴走族に入り、暴走行為で逮捕されて、少年鑑別所に入ることになったという先生は、ヤンキー時代をふり返り、「けんかは弱いけど、とにかく口が達者だった」と自ら語る。「いかにけんかをしないでポジションを保つか、どれだけこわいって思ってもらえるか」ということを考えていたと話し、当時、実践していたヤンキー攻略の法則を伝授した。

そして、その先生の運命を変えたのが、留置所にいるときに祖父が差し入れてくれた、大平光代著「だから、あなたも生きぬいて」という1冊の本で、いじめや非行、極道の妻を経験してきた著者が、29歳で司法試験に合格し、弁護士になるまでの軌跡を描いたこの本を読み、先生は「弁護士になろう」と決意したのだと語った。

不良少年ばかりという周囲の環境は変わらず、「そこから離れなきゃいけないんだけど、そこでしか生きる場所がない」とかっ藤の日々を送りながらも、アルバイトをしてお金を貯めるなど、自身はまじめになっていたという先生だが、友だちから「暴走族の引退集会に来てくれ」と誘われ、そこに参加したことで、二度目の逮捕を経験したのだった。