飯沼愛“小梅”が恋に悩む小栗有以“律子”を抱きしめて励ます姿に感動<パパとムスメの7日間>

2022/09/12 21:22 配信

ドラマ レビュー

律子は小関と別れると言って肩を落とす


律子は作業の手を止めて心配そうに見つめる小梅に向き直り、意を決したように「小梅、私…智弘と別れる」と切り出す。えっと驚く小梅に律子は、「どうしても大阪の大学でサッカーがしたいって、どんなに話しても平行線、もうダメだよ」とうつむいて肩を落とす。

そんな律子に小梅は「大人になったら思い通りにならないことがいっぱいある。でも、大人は諦めずに歯を食いしばって前に進んでる。大切なもののために」と、恭一郎と入れ替わって学び取ったことを話す。小梅の真剣な眼差しが胸にささる。そして、律子の目をまっすぐにとらえて「本当にいいの?ここで諦めて、大好きなのに」と律子のためを思って問いかける。

小梅に問われた律子はうるうると涙目になり、改めて自分の気持ちと向き合っていることが伝わってくる。律子の健気なようすを見た小梅は、律子をひしと抱きしめて、後悔しないようにしようと背中を押す言葉をかける。律子は泣きそうになりながらも自分も小梅の背中に手を回して、強くと頷くのだった。

恋に一生懸命な律子と、自分自身も恋に悩んでいる小梅という二人の友情が胸を打つ。抱きしめ合って辛い気持ちに寄り添う彼女たちの姿が尊く思えるシーンだった。Twitterでも「りっちゃんも思い悩んでるんよね、、」「まだ高校生だもんね、離ればなれさみしいよね」「小梅ちゃん、成長したね」「カッコよすぎだよ小梅ちゃん」と二人の姿を暖かく見守るコメントが寄せられた。

◆文=ザテレビジョンドラマ部