“アベンジャーズ”から“裏切り王子”ロキが逃げ出したことにより時空が歪んでしまい、“世界の時間”を監視するTVAという謎の組織に拘束されたロキ。自由の身になるため、TVAの様々な任務に渋々協力するロキだが、やがて、時空を操り世界の歴史を支配する恐ろしい存在に気づいていく。
「アントマン&ワスプ:クアントマニア(原題)」にも登場予定の征服者カーンが登場したことで話題を集め、シーズン1を衝撃的なラストで締めくくったドラマシリーズ「ロキ」。そのシーズン1の直後から始まる新たな物語となるシーズン2の制作が改めて発表された。
プレゼンテーションには撮影現場からロキ役のトム・ヒドルストンをはじめ、もうひとりのロキことシルヴィ役のソフィア・ディ・マルティーノらが登場。トム・ヒドルストンは「ロキ役に戻れる事が光栄です」と挨拶した。
フェーズ4の第1作品「ワンダヴィジョン」をきっかけに始まったマルチバース・サーガだが、まさにこの“マルチバース”のコンセプトを真正面から取り扱い、シルヴィも含めた、色んな世界線のロキが登場することでも注目されたシーズン1だったが、トムは「シーズン2では、キャラクターがたくさん出てきて、もっと危険なマルチバースが描かれます」と続ける。
またケヴィン・ファイギは本作がマルチバース・サーガをさらに前に推し進めると断言、トム・ヒドルストンも「そのうちわかります!」と宣言し来場した観客へ向けて特別な映像を届け、ファンを喜ばせた。
2023年独占配信開始(予定)
ドラマシリーズ「ホークアイ」でMCUに初登場した“エコー”ことマヤ・ ロペスが主人公のドラマシリーズ。父を殺したローニンを憎み、「ホークアイ」では自らの復讐を果たすため、アベンジャーズメンバーのホークアイさえも追い詰めたエコーが、遂に主人公の座を手にし、再びMCUで暴れまわる。
本作では、エコーの原点が描かれる。ニューヨークから故郷へ帰った彼女は、ニューヨークでの自分の非情な振る舞いのせいで、故郷で追い詰められることに。ネイティブアメリカンとしての出自や家族のルーツをたどり、自分の過去と向き合うことで、前に進もうとする彼女の戦いや葛藤が描かれる。
プレゼンテーションでは、エコー役のアラクア・コックス、「ホークアイ」にも登場の悪役キングピン役ヴィンセント・ドノフリオらが集結。アラクアは「信じられないジャーニーでした。これは私が獲得した 2 つ目の役なんです!それなのに、もう主役になったんです、クレイジーですよね(笑)」と、“ケヴィン・ファイギ流”のMCUならではの大抜擢っぷりを、喜びとともに語った。
2023年独占配信開始(予定)
昼は弁護士だが夜は法では裁ききれない悪へと立ち向かうヒーロー、マット・マードックことデアデビルが主人公の本作。同じく弁護士ヒーローの活躍を描く現在配信中のオリジナルドラマシリーズ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」への出演にも期待が高まっている。
プレゼンテーションにはデアデビルを演じるチャーリー・コックスらが登場。マーベルのドラマシリーズ「デアデビル」から主人公を演じ、ついにMCUの世界へデアデビルが参加し、彼が主人公のマーベル・スタジオのドラマシリーズが制作されることについてチャーリーは「とても感動しています。本当に嬉しいです。この仕事を長い事やってきただけに、感極まっています」と、2023年にスタートする撮影への気持ちを率直に伝えていた。
2024年独占配信開始(予定)
2022年のマーベル・スタジオ劇場公開作品の最後を飾る「ブラックパンサー」シリーズ最新作。“真のヒーロー”として、役者としても活躍をみせたチャドウィック・ボーズマンの亡き今、彼が演じたティ・チャラの遺志を継ぎ、次のブラックパンサーとなるのは誰なのかに注目が集まる。
プレゼンテーションでは、シュリ役のレティーシャ・ライト、エムバク役のウィンストン・デューク、ラモンダ役のアンジェラ・バセット、そしてシリーズ初参戦となる“海の部族”ネイモア役のテノッチ・ウエルタらが勢揃い。次のブラックパンサー候補とも噂される1人、シュリ役のライトからは「新しいキャラクターがたくさん出てきます。強烈なインパクトを受けると思います!私たちのブラザー(チャドウィック)が空の上から温かく見守ってくれてると思います」と、チャドウィックへの敬意を込めつつ公開迫る話題作について語った。
11月11日(金)日米同時公開
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