9月15日~18日にかけて千葉県・幕張メッセで開催された、世界最大規模のゲームの見本市「東京ゲームショウ2022」(略称:TGS2022)。4日間の総来場者数は13万8192人を記録するなど、大盛況となった「TGS2022」だが、最新ゲームの試遊やさまざまなステージ企画・生放送といった催しに加え、参加者を沸かせたのが、各出展ブースを彩るハイレベルなコスプレイヤーやコンパニオンたちだ。
「TGS」といえば、最新ゲームを先行体験できる試遊スペースに加え、そうしたタイトルの世界観を再現したフォトスポットを用意している出展ブースも多く、そちらで“記念撮影ができる”ことも来場した際のお楽しみのひとつ。
そうしたフォトスポットでは、定期的に公式コスプレイヤーによる撮影タイムも設けられていて、彼女たちが登壇した際には大勢のカメラマンが集まり、雰囲気抜群の写真撮影を楽しむ姿が各所で見られた。
もちろんそのほかにも、さまざまな体験型コーナーを展開していた企業は多く、例を挙げるとKONAMIブース内の「eFootball 2023」エリアでは、その場で撮ってもらった自分の写真を使って“オリジナルの選手カード”を作ってくれるサービスを実施。プリントアウトしたカードをその場でもらえる、という点が好評で、こちらのコーナーも盛り上がっていた。
また、各種最新ゲームの試遊スペースはどこも人気で、いたるところにプレイ待ちの長蛇の列ができるほどの盛況ぶり。しかもほとんどのタイトルが「試遊してくれた人には会場限定のノベルティをプレゼント」というおまけ付きなのも嬉しいところで、さまざまなブースを巡り、ノベルティの収集に励む参加者も多かった。
このように大盛り上がりとなった「TGS2022」だが、閉幕に合わせて、早くも来年度の開催予定日が発表され、こちらも話題になっている(「東京ゲームショウ2023」は2023年9月21日~24日にかけて、幕張メッセにて開催予定)。はたして次回の「TGS2023」では、どのような企画が催されるのか、そして、今年は残念ながら中止となってしまった“コスプレエリア”は復活するのかなど、続報が気になるところだ。
取材・文=ソムタム田井