デビュー20周年を迎えた中川翔子が9月19日に、ワンマンライブ「⽇清焼そばU.F.O.Presents シングル全曲歌います!モンスター!ライブ」を開催。全シングル表題曲を披露し、3時間を超えるライブを完走した。歌手、声優、女優、タレント、ブログやエッセイ、イラストの執筆に加え、近年は写真集のヒットやYouTuberとしての活動でも大きな話題を集めている中川翔子。この日は、日本初の配信に特化した無観客ライブハウス<日清パワーステーションリブート>から生配信され、デビューシングルから27枚目の最新シングルまでの表題曲に加え、主演映画や出演したアニメの主題歌を含む計32曲をリリース順に披露した。
オープニングを飾ったのは、2006年のデビューシングル「Brilliant Dream」。ダンサー2人を従え、2009年の武道館公演の衣装でステージに登場。「みんなへの大好きな気持ち、愛と感謝を込めて、3時間越えのライブ頑張るぞ!」と意気込み、彼女のルーツである80年代のアイドルソングをテーマにした2ndシングル「ストロベリmelody」を甘くキュートに歌い上げた。最初のMCでは「皆さんのチャット、見えてます! 一人じゃない。みんなと一緒に生きてこられた20周年。こんな未来はミラクルです! そんな奇跡を起こしてくれたのは、生まれてきてくれた、出会ってくれた皆さんのおかげです」と画面越しのファンに向けてメッセージを送ると、チャットには「おめでとう」「ありがとう」という祝福と感謝の声で溢れた。
そしてライブは「歌うたびに新たな発見がある、私の人生を変えてくれた宝物のような大好きな曲」と紹介し代表曲「空色デイズ」へ。「小さい頃から夢見ていたアニソンを歌う人になるという夢を叶えてくれた曲」であり、紅白歌合戦のステージでも歌唱した思い入れの強い一曲をパワフルにパフォーマンス。無観客の生配信でシングルを全曲歌うという状況に最初は「緊張した」という中川だったが、「みんなのチャットを見ながら歌っていると、みんなの人生の思い出に少しでも寄り添えている瞬間があったんだなと、それだけで生きてきてよかったと思います」と笑顔で話した。
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