2019年に完全復活を果たしたロックバンド・the telephonesの石毛輝と岡本伸明が9月20日深夜放送の「69号室の住人」(毎週火曜深夜1:35-2:05、TOKYO MX)に出演。“住人”の遠山大輔(グランジ)を聞き手に、コロナ禍を経て今バンドが大切にする曲作りへの思いを打ち明けた。
埼玉県北浦和を拠点に活動するthe telephones。10年ほど前、遠山がレギュラー出演するラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! 教育委員会」(TOKYO FMほか)にゲスト出演し、共演を果たしている。
当時について、遠山が「めちゃくちゃ楽しかった思い出しかなくて。the telephonesってそういうイメージでいいんですよね?」と問いかけると、石毛は「はい。そういうバンドでありたいなと思ってるんで。その場に音楽で楽しいエネルギーを注入できれば、って感じです」と、バンドのポリシーを打ち明けた。
純粋に音楽を愛し、楽しむthe telephones。9月にリリースした9枚目のフルアルバム「Come on!!!」は、メンバーが集まってその場で音を出し合って作ったという。
石毛が「(収録曲の)『Feel bad』っていう曲は、初めはシンセサイザーのリフとコード進行しかなくて、それをメンバーに聴いてもらったら『いいね、これを曲にしていこう』みたいな感じで。バンド初期の曲作りに近かったですね」と振り返ると、遠山は「いいっすね!同じ音楽を好きな友達同士でやってるような」と、バンドのスタンスに共鳴。石毛は「the telephonesは会った方が早いですね。煮詰まるとシリアスになる時もあるんですけど、基本はみんなでワイワイガヤガヤ、楽しいです」と、音楽を楽しむバンドのスタイルに思いを馳せた。
ここで、“プロモーションが苦手”という岡本があえて、新アルバムの紹介をすることに。岡本が「(収録曲に)似たような曲がない。いろんな感情を含めて『Come on!!!』という感じで」とタイトルの意図を説明すると、石毛が「ノブさん(岡本)がタイトル考えたんです。シンプルにそれがいいなって」とアシスト。仲の良さもうかがわせた。
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