9月25日、SKE48が名古屋・日本ガイシホールで、10月5日(水)に迎える14周年を記念したコンサート「SKE48 14th Anniversary Festival 2022」を開催。5月に始まったチームS「愛を君に、愛を僕に」公演に続き、チームKIIが12月11日(日)より新たな劇場公演をスタートさせることをアンコールでサプライズ発表した。
コンサートは11期研究生の歌いだしによる1stシングル「強き者よ」から始まり、そこから29thシングルの「心にFlower」までをノンストップでパフォーマンス。「チキンLINE」では菅原茉椰、「金の愛、銀の愛」では日高優月が、初選抜となった楽曲でセンターポジションを務めた。
また、10月5日(水)発売の30thシングルに収録される「絶対インスピレーション」「片想いフォーエバー」「New Ager」「私の時計」の4曲も披露。表題曲の「絶対インスピレーション」では振り付けを担当したavex ROYALBRATSのメンバーがゲスト出演し、SKE48メンバーと共にダンスパフォーマンスを繰り広げた。
アンコールでは、12月18日(日)に東京・中野サンプラザで“新世代コンサート”、2023年3月5日(日)に愛知・日本特殊陶業市民会館 フォレストホールで6期生の劇場デビュー10周年コンサートを開催し、さらに今冬から愛知県の飲食店応援プロジェクトがスタートすることがサプライズで発表。
最後に12月11日(日)にチームKIIの新公演「時間がない」が初日を迎えることが明かされると、チームKIIリーダーの太田彩夏は喜びと不安が入り混じったような表情で「とてもうれしい気持ちなんですけど、今のチームKIIにはとても課題が多くて、そんな中こうやって新公演を頂けることはとてもすごいことで、当たり前なことではないので、しっかりそういった気持ちを胸に、今のチームKIIのみんなとなら、今ある課題を絶対乗り越えられると思います」と、涙ながらに胸中を明かした。
そして、意を決したように「ある方に伝えたいです」と切りだすと、「高柳明音さん! チームKIIの新公演は『ラムネの飲み方』公演を超えます!!」と宣言。2021年に卒業した初代チームKIIリーダーを筆頭につくり上げられたチームKII初のオリジナル公演を超えるという誓いに、客席からは大きな拍手が送られた。
終演後には囲み取材が行われ、SKE48キャプテン兼SKE48劇場支配人の斉藤真木子、6期生の熊崎晴香、9期生の青海ひな乃が登壇。
2日間3公演のコンサートを終え、熊崎は「偉大な先輩がお二人卒業されて、それからの14周年コンサートなので、皆さん『どういうSKE48を見せてくれるんだろう』って思いながら観に来てくださったと思います。(中略)“昔”が好きだったっていう人もいるかもしれないですけど、“今”もぜひ見てほしいなって思います。SKE48の熱さはずっとあると思うし、形は違っても絶対に秘めていると思うので、これからもSKE48に期待していただきたいなと思います」と力強くコメント。
斉藤は14年目を「やっぱりチームSの新公演が大きかったと思います。それにグループ全体が引き上げられたと思いました。今まであったものも大切にしつつ、新しいものを試行錯誤しながら自分たちのものにしていこうという取り組みが、1人1人にもグループ全体にもあったと思います」と振り返ると、間もなく迎える15年目について「(ファンが)声の出せるライブをやりたいですね。15年目はもっとSKE48の熱さを感じられるライブがたくさんできたらいいなと思います」と願望を明かした。
30thシングル「絶対インスピレーション」のセンターで、12月の“新世代コンサート”では一番先輩となる9期生メンバーの青海は、「(呼び方を)私は“新世代”じゃなくて“超世代”にしたいと思っていて。SKE48は若手メンバーが多いグループになってきていて、私たちが次はSKE48を引っ張っていかなきゃいけないから、新世代っていうよりも、今までのSKE48を超える世代にしたいと思っています」と意気込みを語った。
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