――オーディション時にはお母様と二人三脚で挑んでいる印象でしたが、クランクインに向けてアドバイスなどはありましたか?
今回演じる美月は、いい意味でどこにでもいるような女の子なので、キャラクターをつかむまで苦労しました。“普通”が何か分からなくなって悩んでいる時に「そんなに深く考えずに、その場で自分が感じたことを大切に演じたらできるんじゃない?」と助言してくれました。
母の存在はすごく大きいです。私自身、第三者の意見は大切にするようにしているので、自分がどう見えているのかは母から意見をもらうようにしています。
――撮影現場で驚いたことはありますか?
ドラマって、台本通りに撮影していくと思っていたんです。でも、実際は一日に何度も着替えて、別のシーンをバラバラに撮影したりしていて…。なので、撮影順に驚きました!
――女優になれてよかったと感じた瞬間はありますか?
自分なりにいろんなことを考えて演技をした時に、監督さんから褒めていただいたり、周りの人たちから「すごくよかったよ」と言ってもらえる時がすごくうれしいですし、頑張ってよかったなって思います。
――逆に、プロって厳しいなと思ったことありますか?
演技をする中でたくさんアドバイスいただくのですが、自分の中では改善したつもりでも、 画面越しで見ると全然変わっていないなと感じることがあって。そういう時にお芝居って難しいなと思います。
――今後どんな女優になっていきたいと考えていますか?
たくさんあるのですが…。「私が女優になる日_」のオーディションに応募したきっかけは、初代グランプリの飯沼愛さんから勇気をもらったからなんです。
なので、私が飯沼さんから一歩踏み出す勇気をもらったように、見ている方々に“やってみる勇気”を与えられる存在になりたいです。
それに、いろんな役をやってみたいなと思っています。シリアスな役から、コミカルな役まで、幅広い役に挑戦してみたいなと思います。
――次なる目標は?
とにかく今は色んな作品に挑戦してみたいなという思いが強くて。でも、具体的な目標を掲げるとすれば…今はまだ大きな夢ですが、“朝ドラ”に出られたらいいなと思います。