そして、そんな日々が続くなか、自身の身に“五感が研ぎ澄まされ、なかったはずの霊感が目覚める”という変化が起きたと語った先生に、生徒たちは「やばいじゃん!」「おもしろ!」と爆笑する。
先生は、「キツネとかたまに現れるんですが、現れる前から“キツネ、来るんじゃないかな”とわかる」と語り、「初めての大自然の生活のなかで、独りだったこともあり、ものすごく感覚が研ぎ澄まされた」とふり返った。
また当時、あらゆるものに敏感になっていた先生は、「地下室がこわかった」「2階がきしんだり、風で木がゆれたり、ちょっとしたことでピクッとするようになった」「何から何までこわくなって、最終的には、全部の部屋へ行くのがこわくなって、台所とソファでしか生活していなかった」と打ち明けた。
その後、恐怖心をまぎらわせるために酒に走り、深酒で体調をこわしてしまったと明かした先生は、これまでの恐怖体験から学んだ“移住する前にするべきこと”の発表に、生徒たちも「なるほど」「これは、ぜったいだと思う」と納得していた。
加えて、気づけば“自然とまったく触れあわない引きこもり生活”になっていたと明かした場面や、東京へ戻ることを決意するきっかけとなった出来事など、先生が自身の甘さを痛感したというしくじり体験、大鶴先生が学んだ“地方移住を考えている人に伝えたい教訓”を告白した。
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