人生初舞台を踏んだ上坂すみれ、その舞台裏を告白「お客さんも一緒に舞台を作ってるっていう気持ち」＜声優と夜あそび＞

声優のたかはし智秋と上坂すみれが出演する「声優と夜あそび 火」(毎週月～金曜夜10:00-11:30、ABEMAアニメLIVEチャンネル)、9月27日放送の #21では、上坂が、先日、終えた初舞台の裏側を語る「舞台初体験のすみぺと舞台裏トーク！」や、世界の“マザー的な偉人” の名言クイズに挑戦する新コーナー「世界のマザー名言クイズ！」を行った。

「舞台初体験のすみぺと舞台裏トーク！」

「舞台初体験のすみぺと舞台裏トーク！」では、7月から8月にわたった舞台「ゲゲゲの鬼太郎」で、ねこ娘役として人生初舞台を踏んだ上坂に、その舞台裏をたっぷりと語ってもらった。

オファーを受けた際の心境や、稽古から本番までの流れを語っていくなか、上坂は、「けんかのシーンで、ヒールがきれいなカーブを描いて、空を飛んでいったんです」とまさかの舞台上でのハプニングを明かす。その後、お客さんの機転と、ねずみ男役の藤井隆のアドリブで、自然に回収できたという上坂は、「チームのみなさんとお客さんに、いちばんありがたいって感じた瞬間」と感謝を伝え、「舞台をやっていて、お客さんも一緒に舞台を作ってるっていう気持ちが伝わってくるというか、視線とか表情で雰囲気を作ってくれるっていうのを感じました」と初舞台を経験しての発見を語る。

また、上坂が舞台前の不安、「まず、受け入れてもらえるか、わからなかったんです。この何者かもわからない、初舞台の声優なんて見たくないわって思うかなって」と話し、「ノイズにならない努力をするというか、最低水準はクリアしたいなって、すごくがんばりました」と舞台前の覚悟を語ると、たかはしは「最初は“すみちゃん、出てきた！カワイイ〜”って親心だったけど、いつの間にか、内容に集中するというか、“あ、そういえば、すみちゃんだった”って途中から忘れてた。あれはすばらしいと思う」と演技を絶賛する。上坂は「それはありがたいですね。そういう感想を求めていたので…！」と安堵の表情を浮かべる。

そして最後に、たかはしからの「また違う舞台に出たい？」という質問には、上坂は「また、ぜんぜん違う自分になれるんだろうなって思います。でも、あまりアフレコとかアニメの仕事をお断りしたくないというか…アニメの仕事がすごく楽しくて、声優ワークが毎日、充実しているので」「なかなかバランスはむずかしいんですけど、舞台っていうお芝居自体は、本当に楽しいなって思っています」と舞台と声優、それぞれへの想いを語っていた。