沖縄の高校球児たちの躍進を「甲子園の土」を通して振り返る特別番組「復帰50年特別番組 土の記憶 ~沖縄球児と甲子園~」が、10月5日(水)夜7:00から琉球朝日放送(QAB)で放送される。
高校球児が聖地を踏みしめた証として持ち帰る甲子園の土。アメリカ統治下で出場した首里高校が持ち帰ることができなかった時代から、春夏連覇を成し遂げた現在に至るまでの沖縄球児の躍進を伝える。
復帰前の1958年。アメリカ統治下の中で県勢として甲子園に初出場した首里高校は、甲子園の土を沖縄に持ち帰ろうとするも植物検疫法により船上から海に捨てざるを得なかった。「甲子園の土を沖縄へ」。その夢は復帰後の1972年に出場した名護高等学校が、沖縄の球児として初めて甲子園の土を持ち帰ることにより叶えられる。
番組では時代の転換期をまたいで春夏連続で甲子園に出場した名護高校をはじめ、夏の甲子園2年連続準優勝の沖縄水産高校、春夏甲子園連覇を成し遂げた興南高校の当時の選手たちに話を聞き、球児として奮闘した時代の記憶をたどっていく。
また、今も首里高校の校内に記念碑がある「甲子園の小石」を届けた女性に話を聞き、首里高校との今も消えることのないつながりに迫る。
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