「ウォーキング・デッド」ついに完結へ“ネタバレあり”でファイナル・シーズンおさらい

2022/10/05 11:10 配信

ドラマ コラム

「ウォーキング・デッド」ファイナル・シーズン 最終章は、10月3日よりディズニープラスのスターで独占配信中(C)2022 AMC Film Holdings LLC. All rights reserved.

一方、シーズン10で無線で話した女性を求めてアレクサンドリアを旅立った科学者のユージーン(ジョシュ・マクダーミット)と、エゼキエル(カリー・ペイトン)、ユミコ(エレノア・マツウラ)、プリンセス(パオラ・ラサロ)の4人は、5万人もの人間が暮らすコモンウェルスという巨大な街に迎えられていた。そこには法律やお金などの文明が存在し、ウォーカーの出現以前と同じような生活が営まれていたが、同時にヒエラルキーも存在し、パメラ・ミルトン知事(ライラ・ロビンス)をはじめとする運営陣は裏の顔があった。権力を振りかざす、知事や運営責任者のホーンズビー(ジョシュ・ハミルトン)はアレクサンドリアやヒルトップにも目を付け、併合を持ちかける。

数々の支配者と渡り合ってきたマギーはその提案を退けるも、ダリルやリックの一人娘・ジュディス、キャロルや元記者で聾唖(ろうあ)者のコニー(ローレン・リドロフ)らはコモンウェルスへと移住していく。しかし、コニーらは徐々に運営陣のおかしな動きに気付き、そこからは一気に物事が進展する。コモンウェルスの支配欲は命令に従わないマギー率いるヒルトップに向かい、ホーンズビーに雇われたリアがマギーを襲撃するもダリルや神父のゲイブリエル、片腕のアーロンがギリギリのところで彼女を救出。腹を立てたホーンズビーはアレクアンドリアを襲って占領し、時を同じくして、コモンウェルスでは街から消えた人々の事実が暴かれ、住人が騒ぎ出す。

マギーやダリル、ニーガンらと、コモンウェルスやアレクサンドリアに残された生存者たちの運命はどうなるか、コモンウェルスの街が隠す真実、そして生存者たちが向かう未来がどうなるのか、ファイナル・シーズン最終章でじっくりと描かれていきそうだ。

◆文=及川静