プロスケーターの羽生結弦が、10月3日に発売された「AERA 10月10-17日合併号」(朝日新聞出版刊)の表紙とインタビューに登場。写真家の蜷川実花が撮り下ろした幻想的で神々しい写真と、プロ転向後の思いを語った独占インタビューを掲載している。
神秘的な空間の中、青・白・ゴールドの花々をバックにまっすぐな視線を向け、凛とした表情で同誌表紙を飾った羽生。このカットが「美しすぎる」「この世のものとは思えない」「神々しい」と反響を集め、発売直後から全国の書店やネット書店で完売、品薄状態が続き、週刊誌としては異例の重版が決定した。
同誌ではさらに、中面11ページにわたる独占インタビューとグラビアページを収録。蜷川が撮り下ろした、意志の強さを感じる鋭いまなざしや憂いをたたえた表情、満面の笑みなど、羽生のさまざまな表情を収めたカットを掲載している。
独占ロングインタビューでは、羽生の3度の五輪などを現地で見てきた、朝日新聞スポーツ部の後藤太輔が担当。羽生は「スケートをやって、何かしら表現して、苦しくて、つらくて。でも、それがないと、やっぱり生きている心地がない」「みんなが幸せだから、自分も幸せっていうふうに思いますね」と語り、旧知の記者にだからこそ明かすことができる、プロ転向後の率直な思いが伝わってくる内容となっている。
そのほか、これまでのインタビューや会見の言葉から、羽生の印象的な言葉10個を後藤がセレクトした名言集も収録する。