三池崇史監督が手掛ける韓国ドラマ「今回はまだ序章なんです」<コネクト(原題)>

2022/10/09 05:05 配信

ドラマ

チョン・ヘインも「私も監督と同じで、言葉の壁はそれほど感じませんでした。現場には通訳の方がいらっしゃいましたが、監督とのコミュニケーションは主にアイコンタクトやボディーランゲージで行いました。心が通じ合っていて、監督がどういうことを望んでいるのか伝わってきましたし、私がどう表現しようとしているのかも全部キャッチしてくださったので会話はいらないです(笑)。ただ、監督はユーモアあふれる方で、現場でも冗談をおっしゃるんですけど、それは通訳を介して聞いたので、自分のリアクションが遅くなってしまって。それが残念でした」と現場での雰囲気も含めて、監督とのやりとりについて答えた。

「コネクト(原題)」のこれからについて、三池監督は「実は、みんなが楽しんでくれてうまくいったら、その先のシーズンがあるんですけど、自分たちの構想としては今回は序章なんです。先のことは言えないんですけど、一つだけ言えるとすると、この物語はシンギュラリティ、“AIが人間を超えた後”の人類から我々への警告です。1匹のハツカネズミがタイムスリップして送られてくるところから物語は始まっていますが、今回はそこまで描いていません。ジャンルにとらわれない、もっと大きな視点を持った作品ですから、いろんなところにヒントを見つけながら見ていただければと思います」と構想と見どころを明かした。

「コネクト」は、ディズニープラス のコンテンツブランド「スター」独占で12月に配信予定。

◆文=田中隆信