チョン・ヘイン、コ・ギョンピョ、キム・へジュンが、10月7日に行われたドラマ「コネクト(原題)」の記者会見に登場。監督を務めた三池崇史と共に登壇し、お互いの印象を語った。
本作は連続殺人犯と、自分の人生を取り戻すことを決意した男の戦いを描くクライムファンタジースリラー。自己治癒能力を持ちながら、連続殺人犯の視力を持つことになったハ・ドンス役を「スノードロップ」などに出演しているチョン・ヘイン、連続殺人犯オ・ジンソプ役を「恋のスケッチ〜応答せよ 1988〜」のコ・ギョンピョ、謎多き女性イラン役を「調査官ク・ギョンイ」のキム・へジュンが演じている。
韓国ドラマの監督を初めて務めた三池。主演のチョン・ヘインについて「非常に作品に対して献身的です。役者は、作品よりも自分がどう見えているかが大事だという人がいますが、彼はまず作品を大事にしています。作品を作ることは、スタッフの努力に支えられていることも分かっていて、一緒に作っていくという感覚を持っています。すごく優しい人で、彼がいると現場がホッとする感じになりますね。役者としては珍しいタイプです」と絶賛。
コ・ギョンピョについては「遅刻をしてくるんですけど、かわいくて憎めない(笑)。本番やテストでの集中力はすごくて、メリハリが効いている役者だと感じました」と評し、キム・へジュンについても「役になるというより、自分の中に役を取り込んで表現するので、非常にナチュラルにお芝居ができる人です。また、彼女も現場の雰囲気をすごく良くしてくれますし、現場での集中力が高いですね」と語り、「3人にそれぞれの役を演じてもらって、監督としてはすごく助かりました」と感謝の気持ちを伝えた。
逆に三池監督の印象を聞かれると、チョン・ヘインは「監督は頭の中にある編集ポイントや絵コンテがすごくハッキリしていて、無駄なカットは一切撮らない。でも、集中して撮るべきところはかなり集中して撮られます。アクションのシーンでは監督が実演をしてくださるんですけど、すごく上手で驚きました」と撮影時のエピソードを交えて答えた。
コ・ギョンピョは「すべての瞬間が光栄でした。僕のことをかわいがってくれましたし、楽しい現場になりました」と感謝。キム・へジュンは「キャラクターが演じにくいところもあったんですが、監督が描きたい場面があったので、現場でブレたことはありませんでした。一緒に作品を作っていると感じることもできましたし、勉強にもなりましたし、ありがたい時間でした」と、達成感を得られた自信に満ちた表情で語った。
「コネクト」は、ディズニープラスのコンテンツブランド「スター」独占で12月に配信予定。
◆文=田中隆信
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