兒玉遥、充実した俳優活動への思いと過去の悩み「アイドルの頃は心身のコントロールが上手じゃなかった」

兒玉遥撮影:山田健史、メーク:宮本圭歌

悩み事がある時の心のケアは「紙に書くといい」


――心理カウンセラーの資格を持っているそうですが、悩み事がある人はどのように心のケアをすればいいかと思いますか?

とにかく寝る。夜に考え事をしないことですね。それでも悩みや不安が減らないのなら、紙に書くといいと思います。

――兒玉さんも書いたんですか?

書きましたし、今でもよく書きます。問題を紙に書いて、それから解決策を書いて。原因が自分にあるのか、それとも相手にあるのかとか、変えられること、変えられないこと、とかを紙に書いてみると、意外と大したことじゃないなと思えたりするんです。

これは自分が変えたからってどうしようもない現実だなと思ったら、悩んでいる意味がないなと思って、切り捨てたりするのを、感情を抜きで問題を可視化できるから、私に合っているかなって思ってよくやっています。

あとは人それぞれですよね。人としゃべることで気が楽になる人もいるだろうし、とにかく誰にも会わずに家で寝た方がいい人もいるだろうから、自分に会った心のバランスの保ち方みたいものを覚えると生きやすいかなと思います。

兒玉遥撮影:山田健史、メーク:宮本圭歌


絶対にこの仕事を続けたいと思っている


――ヨガの資格も取られたとか。

ヨガとピラティスの資格を取りました。好きなことだったから、資格を持っておけば何かあった時に仕事にできるかなという保険もあるんですけどね。

――結婚については無関心だったとのことですが、仕事に対してのビジョンはしっかり描いていらっしゃるんですね。

ビジョンは絶対にこの仕事を続けたいと思っているんです。でも、資格を持っていれば女優の活動を通じてインストラクターもピラティスのトレーナーも役が来るかもしれないし、やっていて損はないわけじゃないですか。だから、いいかなと。

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