森みはる、ニジマス解散と自身の今後「『芸能はもうやらないかな』と思った」

森みはる(26時のマスカレイド)撮影:山田健史/スタイリスト:池田めぐみ

ランジェリー撮影と食事の順番を逆に


――そんなふうにさまざまな感情が生まれる解散発表だったからこそ、写真集は楽しいものにされたんですね。

そうです。笑顔がたくさん詰まっていると思います。

――撮影の内容は、森さん自身がやりたいことをリクエストするようなこともあったのでしょうか?

そうですね。前回の写真集が10月の北海道だったので寒かったんです。それに海でのグラビアをやらなかったので、「そういえば海で撮っておきたいな」と思ったり。撮影地の神戸は地元なので、すごく心が安らぐんです。昔遊んでいた公園に行かせてもらったり、撮影はしなくても自分の家の前にも行かせてもらったり。結構わがままを聞いてもらいました。

ご飯をいっぱい食べたいから、本当は食事の後にランジェリーの撮影だったんですけど、たくさん食べるために撮影と食事の順番を逆にしてもらったり(笑)。何しに来たのって感じですよね。ご飯を食べに来たんじゃなくて、撮影しに来たんでしょって。そうやって言われたら「はいそうです。その通りです」ってなるしかないくらいのわがままをずっと聞いてもらっていました(笑)。

――1st写真集からの変化はいかがでしょう。大人な魅力などは出ましたか?

全体を通しては、ちょっと分からないですね。笑いすぎているし、遊びすぎているし(笑)。むしろ前回が大人っぽかったりアンニュイな表情を求められることが多かったんです。今回はそういうカットを求められる感じではなかったので、全力で遊ばせていただきました(笑)。だから、今回の方がより一層はっちゃけているのかなと思います。

ただ、ランジェリーカットの時は、私もはっちゃけている場合じゃないというか(笑)、自分の中でもここはさすがに前回より大人っぽい女性らしさみたいなものを感じてもらえたらなと思っています。グラビアの経験が少ないので、ポーズや見せ方はカメラマンさんに教わりながら、自分では表情とか仕草で大人っぽく見せることを頑張りました。

来栖りんは「オフショットのかわいい写真をいっぱい送ってくれる」


――メンバーの来栖りんさんも近い時期にフォトブック「りんとして。」を発売していますが、意識することはありますか。

全くしないです(笑)。でも、お互いにプライベートのことも仕事のことも、よく話しますよ。私はたぶん一番、来栖に話しているし、来栖もたぶん話してくれているものだと思っています。メンバーにも写真集を出す報告を改まってはしていないんですが、来栖にだけは言っていたんですよ。それで「お互い頑張ろう」と話していました。

撮影期間も被っていたので、今日は私が頑張ってくる、今日はあなたが頑張ってきて、みたいなやり取りもしていました。来栖はオフショットのかわいい写真をいっぱい送ってくれるんですよ。それを私がただただ褒める(笑)。来栖のフォトブックの会見前には、私はほぼ全カットを持っているくらいでした(笑)。

――森さんも送るんですか?

私は送らないです。私は人にオフショットとか見せない(笑)。来栖に関しては、来栖がグラビアをやったりソロの仕事をしたりした時に、私が毎回「見せて見せて」って言うから、言わなくても送ってくれるようになったんです。私は見たくてたまらないんです。来栖も「褒めてくれるんだったら見せてあげてもいいよ」って感じだから、私も「もちろん褒めますよ」みたいな(笑)。

森みはる(26時のマスカレイド)撮影:山田健史/スタイリスト:池田めぐみ


メンバーへメッセージ「誘ってください(笑)」


――最後にメンバーへの思いも聞かせてください。

メンバーは本当に仲が良くて、5人でいるのが本当に楽しくて、楽しかっただけで頑張れたというか、それだけが全てでした。たとえ嫌なことがあったとしても「辞めたらこの4人に迷惑がかかるんだ」とすごく考えたし、4人と一緒にただただ過ごすのが楽しかったからずっとやってこられました。本当にメンバーには感謝しかないし、このメンバーで良かったなとすごく思います。

今後は、私はあまり人を誘えるタイプじゃないので、メンバーが誘ってくれなかったら私は会えないかも…。誰か誘ってね(笑)。えじ(江嶋綾恵梨)あたりが定期的に「みんなで集まろう」とか言ってくれるんじゃないかなって期待しています。誘った時に「え、忙しいんだけど」とか言われたら傷付いちゃうから、私は絶対誘えないので、メンバーさん、誘ってください。誘われたら絶対に行きますので、よろしくお願いします(笑)。

◆取材・文=山田健史