衝撃すぎるラストにかのんも視聴者も「え?ええ?なんで?」シリーズ初の第3期へ<ラブライブ!スーパースター!!2期>

2022/10/11 18:03 配信

アニメ レビュー

第12話「私を叶える物語」が放送(C)2022 プロジェクトラブライブ!スーパースター!!

人気アイドルアニメシリーズの最新作となる「ラブライブ!スーパースター!!」2期(毎週日曜夜19:00-19:25、NHK Eテレ)の第12話「私を叶える物語」が10月9日に放送された。最終話となる第12話ではラブライブ!全国大会と、澁谷かのんに訪れた留学話の結末が語られた。(以下、ネタバレが含まれます)

全国大会目前、Liella!が再度ひとつに


スクールアイドル・Liella!が新たなメンバーを迎えて、ラブライブ!優勝を目指す本作。前回、ウィーンにある世界トップクラスの音楽学校から留学の誘いを受けたものの、かのんは3年間ラブライブ!を続けることを優先して断ってしまった。しかし彼女の「世界に歌を響かせる」という小さい頃からの夢を知っている幼なじみの嵐千砂都は、メンバーの前でかのんに留学してほしいと伝える。

第12話「私を叶える物語」より(C)2022 プロジェクトラブライブ!スーパースター!!


その話に対するメンバーの反応はさまざま。平安名すみれは「自分達が原因で留学話がなくなるのは嫌」と考え、葉月恋は千砂都に「この学校に入るまで深い絆を感じられるような友人がいなかった」と語ったうえで、彼女の親友への接し方を称賛する。1年生メンバーには気を揉む雰囲気もあったが、鬼塚夏美の「今、私達ができることは練習」という言葉をきっかけに練習に励む。

千砂都の言葉を受けて改めて悩み始めるかのんは、帰宅すると母と妹からも「後悔だけはしないように」という言葉を受ける。そこにやって来たラブライブ!東京大会で優勝を争ったウィーン・マルガレーテ。彼女はかのんが留学すれば自分もウィーンに付いていき歌の練習ができるという事情、そしてかのんが高く評価されていることを告げる。それでもかのんは、自信を喪失していた自分が歌を取り戻せた大切な場所や仲間を失うのが怖いと明かすが、ウィーンは彼女の留学によって世界中の人間から結ヶ丘女子高等学校が注目され、結果的に恩返しになると説得した。

第12話「私を叶える物語」より(C)2022 プロジェクトラブライブ!スーパースター!!


悲願の優勝、そして留学を控えるかのんに告げられたのは……


その夜、千砂都から連絡を受けかのんは学校の部室へ。そこにはメンバーが揃っていた。千砂都から改めて「留学してLiella!のスーパースターとして声を遠くまで響かせてほしい」と頼まれ、かのんは留学を決意したことを告白。さらに自分がいなくなることでLiella!がなくなるのは嫌なので、活動し続けてほしいとお願いする。当初、残るメンバーは全国大会後に解散するつもりだったが、「Liella!がいることでがんばれる」と語るかのんの願いを聞き入れて活動を続けることに。最後は9人で円陣を組んで、全国大会に向けて気合いを入れた。

そして迎えた全国大会当日。未知の大舞台に緊張するメンバーもいたLiella!だったが、そこで披露した新曲「未来の音が聴こえる」のパフォーマンスは堂々たるもの。観客の大歓声を受けたLiella!は見事に悲願だった全国大会優勝を果たす。

第12話「私を叶える物語」より(C)2022 プロジェクトラブライブ!スーパースター!!


時が経ち、部室で優勝旗を手に大喜びする唐可可。同じように初めての一等賞に打ち震える夏美や、母の思いを振り返り感慨にふける恋など、それぞれに優勝の喜びを噛み締めるLiella!のメンバー。その場には留学を控えるかのんもいた。しかし「(かのんがいると)落ち着かない」とメンバーに言われ、部室から追い出されたかのんの前にウィーンが登場。結ヶ丘女子高等学校の制服を着た彼女は、かのんに留学が中止になったことを告げるのだった。

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