そして、秋の俳句ナンバーワンを決めるタイトル戦「金秋戦決勝」を開催。永世名人の梅沢富美男と村上健志、名人10段の藤本敏史と千原ジュニア、横尾渉、6段の立川志らく、3段の皆藤愛子、初段の森口瑤子、2級の松岡充、5級の春風亭昇吉の合計10名がのぞんだ。
決勝戦のテーマは「大谷翔平」。投球する瞬間の映像は季語が負けそうなインパクトがあり、発想と技術が試される難しいお題。4年前の「金秋戦」以来優勝から遠ざかっている名人の梅沢もかなり苦労し悩んだと語る。同じく3年前の炎帝戦以来優勝がない村上も、最近の勢いにのりたいと意気込みを語った。
これまで予選敗退が一度もなく今回もAブロックを1位通過した藤本は「今回こそ決勝で結果を残したい」、前回の炎帝戦では15人中13位に沈んだ千原ジュニアも意気込み十分。Kis-My-Ft2から唯一決勝に残った横尾は、「昨年の金秋戦では北山に敗れ惜しくも2位。今回は3度目の優勝を狙う」と語り、ジャニーズ初の永世名人を目指す。観覧席から見守る北山宏光も「最近彼は絶好調なのでやってくれると思う」とエールを送った。
今回シード枠からの参加となった志らくは、「(落語界から)後輩の昇吉がでてきたので叩きつぶしたい。もし負けたら彼の落語会にノーギャラで出ます」とまさかの宣言。予選Cブロック3位から勝ち残った皆藤や、最近新しいスタイルの俳句で評価が高い森口、本業のミュージシャンに専念する中で俳句を俯瞰で見られたという松岡、そして初めての決勝進出となった昇吉も、それぞれが虎視眈々と優勝を狙う。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)