中園ミホ氏が岡田将生主演『ザ・トラベルナース』の誕生秘話を明かす「私が一番このドラマのファン」

2022/10/14 12:00 配信

ドラマ 会見

中園ミホ氏※2022年ザテレビジョン撮影

中園ミホ氏が見どころを語る


ザ・トラベルナース」は「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(2021年、テレビ朝日系)第7シーズン撮影中に企画が立ちあがったという。中園氏は「脚本を書きました中園ミホです。脚本家が思ったよりも面白いドラマになっていると思いますので、皆さん、ぜひ宣伝してください。よろしくお願いします」とほほ笑む。

続けて中園氏は「去年『ドクターX』のコロナ取材の時に、ご自身もコロナに罹られて死線をさまよったスーパードクターの先生が、『医者の仲間ではくすごいナースに命を救われた』という話をしてくださって、アメリカにはトラベルナースというトランク一つ持って病院を渡り歩くナースがいるという話もその時に伺って、『あれ?これドラマになるな…!』と思って、内山(聖子)プロデューサーに相談していました。それがこんなに早い段階で形になるは思ってもいなかったです!」と誕生秘話を明かす。

「ザ・トラベルナース」制作発表記者会見より※2022年ザテレビジョン撮影

また、「願ってもいないキャスティングで着地させてくださって、内山プロデューサーに感謝しています。撮影が早く進んでいる関係で3話まで完成していまして、私は1話につき5回くらい見てしまうほど見どころ満載です。

いつまでも見ていられる歩と静(中井貴一)の兄弟漫才のようなやりとりやナースハウスでのわちゃわちゃ感、そして院長室での天乃(松平健)院長と西(浅田)事務長と太郎(泉澤)、そしてペットのトカゲによる不思議なやりとりなど大好きな所がたくさんあります。私が一番このドラマのファンになっています!」と見どころを明かした。

岡田将生がプチパニック?


中園氏の話を真剣に聞いていた岡田だったが、野村アナから「中園先生の話をどんなふうに聞いていましたか?」と聞かれると、「す、座って聞いてました…」と発言。座長として臨んだ会見へ大きなプレッシャーを感じていたようで「え、待って、どういうこと!?」とプチパニックを起こす一幕も。

「ザ・トラベルナース」制作発表記者会見より※2022年ザテレビジョン撮影

その後は野村アナや中井らのフォローもあり、「(中園氏が何度も作品を見てくれていることや中園氏からの熱い思いは)とてもうれしいですし、僕自身、中園さんの台本を読ませていただいてから中井貴一さんとの掛け合いのシーンは楽しみにしていました」と自身の思いを口にした。

「大先輩の胸を借りる気持ちで、全力で生意気なお芝居をずっとさせていただいていたので、本当に毎日毎日撮影が楽しくて、はい。楽しかったです、はい…。中井さん、そんなにクスクス笑わないでください…」と一生懸命に話す岡田を中井らキャスト陣や会場は優しく見守った。

岡田のピンチを相棒・中井がフォロー


岡田将生をフォローする中井貴一※2022年ザテレビジョン撮影

一方で、同ドラマでの中で岡田の相棒的存在である静を演じる中井は「座って聞いてました(笑)」とユーモアで返答し、笑いを誘った。その後は、「皆さんに(岡田が)気を遣わせてしまって本当にすみません。野村さんもすみません、本当にごめんなさいね(笑)。本当はこんな(質問の回答を間違えて解釈する)やつじゃないんです。今日テンションが上がっているみたいで、自分でも思ってもないことを言ってしまったと思うんです」と岡田をフォロー。

「ザ・トラベルナース」制作発表記者会見より※2022年ザテレビジョン撮影

「兄弟漫才かどうかは分からないですが、もしかしたら親子漫才かもしれないんですけれど、その(掛け合い)テンポのよさなどを意識しつつ、日常的なナースの仕事を一番大事にしながら、ちょっと非現実的な空間も作っていこうと努力をしてやらせていただいています。そんな感じだよね、岡田くん」(中井)、「はい!」(岡田)、「はい、そういうことです!」(中井)という岡田と中井によるほほ笑ましいやりとりは会見終了まで続けられた。