――それぞれの役の時のメイクのポイントを教えてください。
“地味紫苑”のときは、今までにないくらいのほぼすっぴん状態です。恥ずかしさと「これで大丈夫ですか?」と確認してしまうくらいの不安があります。このお仕事を始めてから9年くらい経ちますが、ここまでの“極ナチュラル”はいまだかつてなくて、リップも塗らず、色を付けずにやっています。
“きれい紫苑”は、舞台が2010年、ガラケーなどの時代で、生徒役でもギャルが多い設定なので、タイムスリップしてきた紫苑が新しいメイクに見えるようにしています。他の生徒役の皆さんはマット肌ですが、紫苑は“令和のつや肌”にしたりと、土台作りから全然違うようにして、かなりこだわりを持っています。
――衣装にもこだわりが見られますが、デニム地の制服は珍しいですね。
すごくかわいくて、他にもいろいろ候補はあったのですが、満場一致でデニムになりました。新鮮だし、こういう合わせ方もあまり見たことがないので、そういったところも楽しんでいただけるのではないかなと思っています。
――ご自身が学生のときの制服と比べていかがですか?
全然こっちの方がかわいい(笑)!シャツを出すスタイルなのですが、それも珍しいし、すごくおしゃれ感もあって、もし学生に戻れるならこのデザインを着たいです。
――久間田さん自身はどんな高校生でしたか?
勉強はあまり得意ではなかったですが、テスト勉強はちゃんとやるタイプで、頑張ってはいました(笑)。あまりしゃべらず、後ろの方の席が好きで、静かなタイプでした。
――その当時はどんなメイクをされていたんですか?
当時は「しているけどしていない」みたいな極薄メイクを極めていました。先生に怒られない程度にバレないように頑張るという感じでした(笑)。ビューラーとマスカラはしていましたね。
歳を重ねて、お仕事でメイクしてもらうことも増えて学んだことも多いので、今の方がそれこそナチュラルにできると思います。
――普段のメイクで一番こだわっている部分はどこですか?
まつげに一番こだわりますね。何もしないとすごく下がってしまうのですが、普段の自分のメイクではまつげをバッと上げることを意識しています。
――久間田さん流の「かわいくなるための秘訣」を教えてください。
自分磨きが大好きで、今はジムに2軒通って体を動かして汗をかくようにしています。ずっとクラシックバレエをやっていたこともあって幼少期から運動は得意で、好きで続けています。
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