――グループの解散直後に新グループ結成の流れに“WACKらしい”という声もあります。皆さんの立場から見たWACKというプロダクションはどういったイメージがありますか?
mikina:よく見る光景をあまり見ないというか、流れには乗らないみたいなところはあると思います。だからこういう一回解散して、新結成するようなこともある。ただ、いろんな意味で自由なので、自分たちで一から作っていけることはたくさんあると思うし、どう自分たちを突き詰められるか、ということをちゃんと考えられる場所だと思っています。その人のありのままの姿を見られる場所であるところがWACKの魅力なのかなと思います。
mayu:「とりあえずチャレンジ」「やってみないと分からない」という精神があると思うんですよね。一回決めたら、全力で挑むみたいな感じ。私自身も、ウジウジしてないでやってみないと分からないというのはすごく感じます。
――同じくWACK所属のBiSHが2023年に解散することを発表しています。意識することはありますか?
mikina:もちろんびっくりしました。すごく尊敬している人たちがいなくなっちゃうという寂しさはあります。
maho:私たちもBiSHのことを近くでずっと見させてもらってきて、一人一人の考え方とかグループに対しての向き合い方はすごく尊敬しているけど、私たちは私たちなので、自分たちらしく進んでいきたいなと思っています。
mayu:初期の頃からすごく近くでBiSHのツアーに帯同させてもらったりもしていたので、精神的な部分で学ばせてもらったことをこれからも大事にしていくことはできると思うんです。解散はしてしまうけど、BiSHの精神は私たちにも残っていると思います。
――最後に改めてファンへメッセージをお願いします。
mayu:グループは変わりましたが、みんなを思っている気持ちは今まで通り変わりません。より一層みんなに近づきたいし、みんなと楽しいことをしたいという気持ちはすごく強くなっているので、「変わっちゃったな」とは思わないでほしいです。今まで通り大事にしていこうと思っているので、安心してライブにも来てもらえたらいいなと思います。
maho:まだ始まったばかりなので、みんなと一緒にExWHYZというグループを作っていって、見つけていくことがすごく楽しみです。純粋に一緒に探していけたらいいなと思っています。
yu-ki:EMPiREが解散することでたくさんのエージェントを悲しませてしまったので、その分、ExWHYZとしてワクワクしてもらえるように、私たち自身ももっとファンの人に寄り添って活動していけたらいいなと思います。
mikina:新しくなることで、これまで以上に挑戦したいことも、視野を広げたいこともいろいろあるので、一緒にワクワクしてもらえたらすごくうれしいです。楽しみにしてください。
now:誰もがしたことのないようなワクワクすることを、みんなとどんどんチャレンジしていけたらいいなと思うし、ExWHYZとしてたくさんの楽しいことをみんなとしていくのが楽しみです。
◆取材・文=山田健史