元NMB48の近藤里奈が、1stイメージDVD「きゅん」(竹書房)を発売。10月16日に都内でリリース記念イベントを開催し、囲み取材に応じた。
2010年、NMB48の第1期生として芸能界デビュー。りぃちゃんの愛称で親しまれた彼女だが、2016年1月をもってグループを卒業。以来、俳優として活動している。
2021年、8年ぶりにグラビアの撮影を行った近藤だが、本作が初の動画作品となる。「10代の頃は(グラビアを)やりたくなかったんですよ。だけど20代になってから、やりたいっていう気持ちになったんです。それは今しか出せないなと思って。どんどん年をとっていくと出したくないという気持ちに変わっていくので。今のきれいなまま残したいと思いました」と、イメージDVDデビューに至った心の変化を吐露した。
撮影は4月に沖縄で実施。「まず、撮影がすごく緊張しました。誌面の方ではグラビアをさせていただいていたんですけど、映像となるとすごく緊張して。これが世に出るというのが全然実感が湧かなくて、あまり自分でも見られなかったです」と、初作品を手にして語った。
「ストーリーは、私がメイドをやっていたんですけどクビになってしまい、お金もなく住むところもなくなって。で、おなかが空いたなぁという時にいい匂いがして。ある男性の家で勝手にラーメンを食べるというものです」と笑いながら設定を紹介。
「その男性の方の車を洗車するシーンとか、黄色の水着を着て浜辺を走ったり、朝(男性を)起こしたり。あと、メイド服を着ながらラーメンを食べたりしています」と説明。ちなみに好きなラーメンは二郎系と明かした。
お薦めのシーンは「制服とテニスとバレーボールをするシーンがあるんですけど、それがお薦めです」とのこと。劇中ではセーラー服姿を披露しているが「収録前までは(年齢的に)限界かなと思ったんですけど、このDVDで着た衣装の中でセーラー服が一番しっくりして。自分の中で落ち着いていたので、まだセーラー服はいけると思います」と、学生服姿に自信をのぞかせた。
周りの反応も上々と言い、「爽やかに撮ってもらったので良かったです。みんなもかわいいって。友達とかみるきー(渡辺美優紀)とかも一緒に『表紙どれがいいかな』って言って選んでくれました」と、ジャケット写真選びに渡辺美優紀が関わっていることを明かしていた。
◆取材・文=栗原祥光
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