S.Dragon-Er・ドラマー鈴木龍二、ライブ配信を行う理由を明かす“このビッグウェーブに乗っかって人生を変える”

2022/10/19 20:00 配信

音楽 インタビュー

考えの根本は“できることで戦おうぜ”

S.Dragon-Er・ドラマー鈴木龍二撮影=杉山慶五


――バンドマン=苦労人、ライバーは稼げる、というイメージがありますが、実際どうなのでしょうか?

これは本当に人それぞれだと思っていて、バンドマンはもう苦労人だと思うし、ライバーももちろん稼げている人もいれば、稼げてない人もいると思うんです。僕はどっちかというと苦労人の畑から来た側なので、どっちかというと努力とか汗とかを信じてしまうんです。

ちょっと頭が固いというか、確かに収入は以前より増えていても、やっぱどこかで汗をかいてないと不安になるし、努力しないと不安になる。そうじゃないと上にはいけないと思うんですよね。

――世の中的にバンドだと、ボーカル、ギターに注目が集まる傾向があります。17LIVEでドラムを配信しているのは、ドラマーとしての価値を上げたかったからなのでしょうか?

本来だったら「ドラマーとしての価値っていうのを上げたかった」って言うべきなんですよね(笑)。でも、正直なところ、僕の考えの根本に「できることで戦おうぜ」っていうとこがまずあって、わざわざ自分の戦いができない土俵で戦う必要ないじゃんっていう。これならできるって胸を張れる分野で戦えばよくねって。

なので、配信を始めた時に、気合とドラムっていう戦える武器でやるって突き進んでいったら、ファンが増えていて、17LIVE内で特別賞をいただいたりとか、なんかドラム配信を開拓した男みたいな評価をもらえるようになりました。結果としてドラム配信者が増えたので今後は「ドラムの価値を上げたかった」って言おうと思います(笑)

ーー最後に、鈴木さんからメッセージをお願いいたします。

10月19日(水)からTikTokのショートムービーで1日1曲っていうのを始めます。これはユニット3人でやっているんですけど、3人が同じテーマで1日1曲ずつ映像としてリリースしていくっていう企画になっていますので是非ご覧ください。

また、17LIVEにて、毎朝7時に配信を行なっているので、そちらもチェックしていただきたいです。よろしくお願いします!

◆取材・文=山田椋太

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