声優の浪川大輔と細谷佳正が出演する「声優と夜あそび 木」(毎週月~金曜夜10:00-11:30、ABEMAアニメLIVEチャンネル)、10月20日放送の #23では、小野賢章をゲストに迎え、細谷とともに出演する朗読劇「THE CLASSIC~『平家物語』『犬王の巻』の世界~」の魅力を掘り下げるインタビュー企画に加えて、ひとつの言葉に焦点を当て、その言葉について持つ印象や考え方をトークする「○○について考えよう!」で、“恋”についてのトークがくり広げられた。
MCのふたりと数々の作品や番組で共演している小野は、気心の知れた仲で、小野と細谷について「おたがい独特」と話す浪川は、そんな“独特”なふたりの関係性が気になるようで、おたがいの印象を尋ねると、細谷が、まだファッションを知らなかった時代に、買い物につきあってくれた「おしゃれの先生」と説明し、そこから、ほかにもさまざまな相談に乗ってもらい、「年こそ僕のほうが上ですけど、お兄さんというか、のび太くんとドラえもんみたいな関係」と小野への信頼を告白すると、小野も「ずっと話を聞いていましたね。毎週、いろんな話をして…」と話し、関係の深さをアピールした。
小野と細谷が出演する朗読劇「THE CLASSIC~『平家物語』『犬王の巻』の世界~」の魅力を掘り下げるインタビューでは、本公演は、京都・西本願寺内の国宝「鴻の間」にて、「日本の古典文学」をテーマにして行う1日限りの朗読劇で、国宝で行われる特別な朗読劇に、小野は「『鴻の間』は一般開放されていなくて、(ふだんは)入れないんですよ。まじで特別!」とアピールする。
その後、モニターに「鴻の間」の写真が映し出され、「この雰囲気だけで、ふつうに読んでいても、ちょっとうまく聞こえますよね」と笑いを誘う小野に、すかさず細谷が「早くもロケーションに頼ろうとしてる!そこはがんばろ」とツッコミを入れる。
そして魅力を語っていたふたりだったが、浪川が呼び寄せた、トリッキーな質問をしてくることでおなじみの番組専属AIインタビュアー“トリッキー・印田さん”が登場すると、インタビューはおかしな方向へ向かい、「小野さんが“猫王”にならないのかと直談判したといううわさは?」「関係者で入れてもらえますか?」などのトリッキーな質問から、「好きな京都弁をカメラ目線でお願いします」「京都弁でPRをお願いします」などの無茶ぶりに、ふたりは笑いを交えつつ応えていく。
また、「これもうわさなんですが、最初は細谷さんではなく、金田朋子さんがやる予定だったそうですね?」という質問では、細谷がすぐさま「最初から僕ですよ!」と否定し、オファーの経緯、「賢章君が、この企画をやるってなった時に、“相手は細谷さんしかいない”って言ってくれたみたいです。こんなうれしいことないですよ」と喜びを語り、小野も「細谷さんと朗読劇やりたかったので」と裏話を明かす。その後もトリッキーな質問は続き、意外にもふたりもノリノリで、笑いに包まれながら、はちゃめちゃなインタビューは終了となった。
最後に、改めて作品の内容について聞かれた細谷は、「『平家物語』って聞くと、むずかしい感覚があると思うんですけど、これが伝わるんですね。でもわかりやすいように、現代版に書き換えてる感じではなくて、あくまでも日本語の美しさとあの時代の世界観を踏襲しながらで」と存分にアピールし、「見たらぶっ飛ぶよっていう感じに仕上がってます。稽古で、名作になるにおいしかしませんでした」と期待を寄せた。
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