NHK BSプレミアムにて放送中のドラマ「クロスロード~声なきに聞き形なきに見よ~」は、舘ひろしと神田正輝によるW主演作の第2弾。
5月28日に放送された第1回では、大田区の河川敷で女性の遺体が見つかり、その後女性が連れていた無国籍の女児を発見。定年間際で大森臨港警察署の刑事課に異動した辰郎(舘)と、フリーのライターとして活動を再開させた公平(神田)が、再び事件現場で相まみえるという展開が描かれた。
6月4日(日)放送の第2回では、辰郎が先輩刑事から教わった言葉「声なきに聞き、形なきに見よ」をもとに捜査を続行。公平は殺された女性が出産したという病院を見つける。
都内で行われた完成披露会見には、舘と神田が出席。撮影期間中は「毎日仕事が楽しかった」と話す神田の、コメントを紹介する。
──まずは本作の完成を迎えた今の心境をお聞かせください。
撮影はもう終わっているのですが、大変素晴らしいスタッフに恵まれ、毎日仕事が楽しかったです。前作が毎回49分の放送だったところ、今回は59分になったこともあり、気が抜けない撮影期間を過ごさせていただきました。
ですが、終わってみるとすごく心地良かったです。皆さまに喜んでいただければうれしいです。
この作品を作っている3カ月は、神田正輝を忘れていました。(日常生活でも)「こういう時、記者ならどうするだろう?」と考えて、板垣公平として過ごしていましたね。
──新たな共演者である栗山千明さんの印象はいかがですか?
栗山さんは本当に真面目で、キャッチボールをしやすい芝居をしてくれます。
──今回、「最後の1年」がキーワードですが、特に意識されたことはありますか?
人間模様を繰り広げていく、若い人たちにはできない空気感を出せるようにと思っていました。
──前作に続き、舘さんと共演されたことについてはいかがでしたか?
舘はデリケートなんですよ、こう見えても(笑)。2人が(役に)入り込める瞬間があるのがいいなと思っていたので、あまり打ち合わせはしませんでした。その場で起きることを、監督に拾ってもらいましたね。
──今後もまた、舘さんと共演されたいですか?
舘と会うシーンは1話に1つか2つしかないのですが、その時の緊張感は特別で、新たな発見もあります。またぜひ、やりたいですね。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)