そんな中、アルダーニでの強奪を成功させた反乱分子の親玉であるルーセン(ステラン・スカルスガルド)は、ある行動を起こしていた。セグラ・マイロに潜伏する革命家のソウ・ゲレラ(フォレスト・ウィテカー)に会いに行き、別の革命家と会うことを勧めていた。ソウ・ゲレラといえば、映画「ローグ・ワン」の主人公の育ての親だが、反乱軍とは一線を画する集団のボスだ。そんな彼のもとをルーセンが訪ね、分離派の革命家と手を組むことを勧めている。
それを受けて、ソウ・ゲレラは「新共和主義も宙域主義も人類崇拝派も銀河分割派も消えた」と言い放つが、「ローグ・ワン」の反乱同盟には帝国保安局からの離反組も含む多くの人物が参加していることから、いよいよ動き出すのだなというゾクゾク感が得られるシーンになっていた。さらにモン・モスマ(ジェネビーブ・オーライリー)もルーセンとは別ルートで動き出しており、最終話(第12話)に向けて、反乱軍がどこまで形づくられるのか? そして、その時キャシアンはどうしているのかに注目したい。
◆文=及川静
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)