井上想良“満”からシャツのボタンを外された小宮璃央“浩一”の照れ顔がかわいくも切ない<永遠の昨日>

2022/10/28 11:46 配信

ドラマ レビュー

山田浩一役の小宮璃央(右)と青海満役の井上想良(左)「永遠の昨日」第2話より (C)「永遠の昨日」製作委員会・MBS

小宮璃央井上想良がW主演を務めるドラマ「永遠の昨日」(毎週木曜深夜1:20~ほか、MBSほか)の第2話が10月27日(木)に放送された。事故に遭った浩一(小宮)の心音を確かめるために満(井上)がシャツのボタンを外すと照れくさそうにする。こんな状況なのに、はにかんだ浩一の笑顔がかわいくも切なく映った。(以下、ネタバレを含みます)

「永遠の昨日」概要


同ドラマは、交通事故に遭ってしまった高校生の浩一と同級生の満が心を通わせ、生と性を見つめて懸命に“生きた”二人の姿を描いた、榎田尤利原作のBL小説「永遠の昨日」が原作。

陽気でクラスの人気者の浩一と秀才で人付き合いが苦手な満。高校生の二人は正反対の性格ゆえに強く引かれあっている。しかしある朝、浩一は満の目の前でトラックにはねられてしまう。その場で起き上がり、いつものように笑ってみせた浩一は、確かに「生きて」いるけれど、クラスメートたちは次第に浩一の存在を忘れ始める。浩一が消えてしまうまでの限りある刻を懸命に輝かせた二人の姿に“泣けて泣けて仕方がない”青春ラブストーリーとなっている。

浩一と満のクラスメイト・鏡屋寿美子を大友花恋、橋本郁美を鳴海唯、クラス委員長を新原泰佑が演じる。また、浩一たちのクラスの担任・小河雅彦役で中村優一、生物学の教員・玉置役で朝井大智が出演するほか、浩一の母を北原里英、青海総合病院の内科医・香住遥を小林涼子、満の父・青海敏郎を松村雄基が務める。

トラックにはねられた浩一だったが、首の向きも曲がったまま立ち上がって…!?


前回のラストでトラックにはねられてしまった浩一。心配する満が口から流れる血を拭こうとすると、浩一が目を開けて、満は驚いた。そして、自分よりもトラックの心配をし、流血に気づいて「なんじゃ、こりゃあ!」と叫ぶ。なかなかコミカルな演出を見ていると、不安が胸に押し寄せつつもふふっと笑ってしまう。

自分が車にひかれたことを理解した浩一は首をひねったままの妙な体勢でむりやり立ち上がると、ゴキゴキと首をもとに戻す。足も股関節がねじれていることを満が指摘すると、さすが医者の息子だと満のことを関心して、足の向きを直してとお願いするのだった。

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