そして第4話の「シス卿」。愛弟子のクワイ=ガン・ジンの死が評議会への不信感をさらに大きくし、ドゥークーに大きな決断をさせた。ただならぬ雰囲気を感じたマスター・ヤドルは、ドゥークーの後をつけてみると、ダース・シディアスと会っている現場を目撃。ヤドルは、多くの裏切りがあったことを聞いたが、「こっちに手を貸せば、これまでの罪は許す」と諭して、「まだやり直せる」と手を差し伸べるが、ドゥークーは「残念だが手遅れ」と。命懸けの説得も実らず、ドゥークーは「私は銀河に平和と秩序をもたらしたいだけなのだ」と思いを伝え、トドメを刺した…。
3つのエピソードから、ドゥークーがどういう経緯で“闇堕ち”したのかが伝わってくるぐらいの濃密さ。利用されていることを分かりながらも、そっち側に行かざるを得なかった複雑な心境などを感じ取ってもらいたい。プリクエル・トリロジーや「スター・ウォーズ:クローンウォーズ」も併せて見てみるとより面白さが感じられるはずだ。
なお、「スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・ジェダイ」はディズニープラスで独占配信中。
◆文=田中隆信
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)