菊池風磨、“修羅場”の持論を展開「必ず寝ているところを起こされてから修羅場が始まる」

2022/10/31 20:36 配信

映画 会見

Sexy Zone・菊池風磨が映画「もっと超越した所へ。」もっともっともっと超越!御礼舞台あいさつに登場※ザテレビジョン撮影

Sexy Zone菊池風磨が、10月31日に都内で行われた映画「もっと超越した所へ。」もっともっともっと超越!御礼舞台あいさつに、主演の前田敦子、原作・脚本を手掛けた根本宗子、監督の山岸聖太と共に登壇した。

同作は、劇作家・根本の“映像化不可能”と言われた舞台を、根本自ら大胆なアレンジで表現し、山岸監督が映像化したもの。クズ男を引き寄せてしまう4人の女性の恋愛模様と、彼女たちの意地とパワーが引き起こすミラクルが痛快に描かれている。前田は恋愛間違えがちデザイナー・真知子を、菊池が真知子の彼氏で“やっかい系のヒモストリーマー”怜人を演じている。

菊池の「体つきがヒモじゃない」

10月14日に劇場公開され、2週間ほど経過した本作。反響について聞かれた菊池は「友達からよくダメ出しをもらいました。『ヒモ(役)の割に、体つきがヒモじゃない』って(笑)。僕も試写で見た時に、(自分の)その姿に笑いが止まらなかったですけど」と告白。続けて「映画自体は『面白い』っていう声と、『最後あんなふうになるなんて』という驚き、『せりふが生々しい』とか、『リアルな感じで見ていてゾッとした』というのを耳にします」と明かした。

自分が出ている映画は普段「冷静に見られるタイプ」だという菊池。今作については「ちょっと恥ずかしいようなところもあったんですけど、本当にリアルだったので、そこまで照れくさいというのが他の作品に比べたら少なかったかもしれないです」と振り返った。

菊池「修羅場でしたよね」

映画「もっと超越した所へ。」もっともっともっと超越!御礼舞台あいさつより※ザテレビジョン撮影


そんな中、真知子が寝ている怜人を起こして問い詰める“修羅場シーン”に関する反響が映画サイドに多く届いているという話題に。このシーンについて、菊池は「修羅場でしたよね…あれ」としみじみ語り、「何ででしょうね。必ず寝ているところを起こされてから修羅場って始まりますよね」と持論を展開。

これに、根本が「そんなことあります?必ずではないような(笑)。でも、分かります。一番気持ち良さそうなところを狙ってやれ、みたいな」と女性側の意見を代弁すると、菊池は「なるほど。そういうことか!無防備なところを…嫌だね~。朝起きてからでいいじゃないですか」と苦い表情を浮かべる。

しかも、このシーンの撮影自体が早朝に行われたそうで「だから俺、マジで寝てましたよね。ベッドで、ケツを出しながら(笑)」と裏話を明かした。

また、寝ているところを起こして修羅場になる、というシーンについては女性の共感度が高いようで、それを聞いた菊池は「寝込みを襲っているということでしょ?みんな。やっぱり修羅場はそこ(寝ているところ)から始まりますから、皆さん覚えて帰ってください」と、あらためて“修羅場”に関する持論を強調していた。

映画「もっと超越した所へ。」は全国公開中。

◆取材・文・撮影=ブルータス海田