6月1日の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)では、ピンでの活躍が目立つ売れっ子の相方と比べて、仕事の量も知名度も…な“〇〇(相方の名前)じゃない方”の芸人達が、コンビ内格差を語る「〇〇じゃない方芸人2017」を放送。
岩尾望(フットボールアワー)、相田周二(三四郎)、たかし(トレンディエンジェル)、あらぽん(ANZEN漫才)、西村瑞樹(バイきんぐ)らを前に、2007年に放送された「〇〇じゃない方芸人」に出演し、今やピンでも売れっ子となった博多大吉(博多華丸・大吉)が、自身の経験と重ね合わせてアドバイスを送った。
「コンビでロケに行ったのに、番組タイトルが『フット後藤の離島に行こう』になっていた」(岩尾)、「単独ライブのDVDの紹介の出演者の欄が小峠英二、他1名になっていた」(西村)、「台本が、『田中』につられて“中根”になっている」(山根)など、ツライエピソードを明かした。
じゃない方芸人達から大吉に、コンビで同じ楽屋を使っているのに、相方がピンの仕事のスタッフと打ち合わせを始めた場合、そのスタッフに挨拶したほうがいいのか?と質問が飛ぶと
「正解の挨拶教えましょう。僕は普通に『相方のことお願いします』と言っていたんです」と回答。
大吉の神対応に、じゃない方芸人達が「あ~」と感嘆の声をあげると、スタジオは大きな拍手に包まれた。
さらに大吉は「『普通は、無視するか、僕も使ってくださいという対応なのに、こんな芸人始めて観た』と、プロデューサーさんに言われたんです。ただ、この手は今、言っちゃったんで、今後使うことはできません」とピシャリ。
感嘆から一転、じゃない方芸人達は、落胆のため息を大きくつく結果に。
「俺を見てくれ!!」と自身をアピールするコーナーでは、
「みやぞんの邪魔にならないように、それまで付けていた大きなアクセサリーを外して、仕草も小さくするようにしている」(あらぽん)、
「『斉藤さんだぞ』の時にセンターマイク寄りに斉藤さんを立たせるように、ギリギリのラインで距離感を保っている」(たかし)、
と、相方をフォローする涙ぐましい努力をそれぞれが語った。
大吉も「7年前は、たかしと同じようにしていましたね。相方をじゃましちゃいけないって。基本的に、じゃないほう芸人は“じゃないほうじゃない”芸人に、何も足さない、何も引かない。良いお酒と一緒!! とにかく、余計なことはしない」としめた。
番組後半には “人気者の方”が「相方をどう思っているのか?」の本音を隠し撮りしたVTRを放送。
ターゲットとなった小宮浩信(三四郎)は「財布が小さい、最近太った」など細かい不満を言いつつも「僕が出ている番組は全部見てほしい。見てないのは悲しい。友達として。僕は気になるから(相田の出演番組を)見るし」と本音を炸裂。
続いて「相方のことは好き?嫌い?」と聞かれ「そりゃ好きですよ」即答。
さらに「収録の時に、誰も笑っていないのに相田だけ笑っている時があって♪それはうれしい!!」と、相田に対する愛を語り、コンビ愛をみせつけた。
6月8日(木)は、ゲストにブラックマヨネーズ、NON STYLE、麒麟、カミナリが登場。
「相方どうかしているぜ芸人」を夜11.15より放送予定。
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