俳優の遠藤憲一と奈緒が11月1日、都内にて開催された「三井ダイレクト損保TVCM発表会」に出席。奈緒が、“やさしさ”とは「見返りを求めずにどれだけ相手のことを思えるか」ではないか、と持論を展開した。
このほど遠藤と奈緒は、三井ダイレクト損保が2022年10月より販売開始した新商品「強くてやさしいクルマの保険(以下、つよやさ)」大使に就任。この日の発表会では、CM内で、強さを表す“つよ”を演じる遠藤、やさしさを表す“やさ”を演じる奈緒の、それぞれが思う強さとやさしさについてトークを展開した。
強さについて聞かれた遠藤は「常々思っているのは、心の強い人には絶対に敵わない。生きる上でも一番幸せそうだなと思う」と持論を展開。
その一方で、「特に俺、朝、車で移動している時にふっと見ると、自転車で子どもを前と後ろに乗せて、必死にこいでいるお母さんいるでしょ。そういう人を見ると、子どものために一生懸命やっている強さみたいなものを感じる。きっと、そのお母さんは心の中で、毎日毎日を子どものために一生懸命生きているっていう強さがあると思うので、自分もそういう、揺るがない心の強さっていうのを身につけていきたい」と世の中の母親たちに強さを感じると語った。
続けて「心が強くなるためには、食生活もちゃんとしなきゃいけない。俺は偏った食べ方をしちゃうので。お酒を辞めてから甘い物が大好きになっちゃったもので、下手するとすごい食っちゃうので、気を付けるようにしています」と自戒していた。
奈緒は、やさしさについて「人にやさしくするためには強い部分をやっぱり持っていないとできないなとも思いますし、見返りを求めずにどれだけ相手のことを思えるかっていうのは、一つのやさしさなのかなと思います」とコメント。
さらに、「相手にはやさしい言葉をかけてあげられるんですけど、自分にどれだけやさしくできるかというのを大事にしたいなって、今思っています。どこまで自分が今それをできているかは、完璧にできているとは言えないんですけど、憧れとしては、先ほどエンケンさんがおっしゃってた食生活のこともそうですけど、自分にどれだけやさしく気遣ってあげられるかっていうのをやった上で、初めて人にやさしくできるのかなって、最近は思います」と語った。
発表会の終わりには、遠藤と奈緒をイメージした約1メートルの“似顔絵キャラ弁”が登場。料理研究家の森崎友紀氏のアドバイスを受けながら、遠藤と奈緒が最後の仕上げを施すと、遠藤が「お弁当のCMみたいになってないですよね?」とオチを付けて笑わせていた。
◆取材・文=山田健史