萩原利久、幽霊と“共同生活”したら「トップYouTuberになれるんじゃないかな」

2022/11/02 05:05 配信

映画 会見

萩原利久が映画「左様なら今晩は」の完成披露上映会に登場※ザテレビジョン撮影

俳優の萩原利久が11月1日に開催された映画「左様なら今晩は」の完成披露上映会に登場。主演の久保史緒里(乃木坂46)、メガホンを取った高橋名月監督と共に、撮影を振り返った。

同映画は「サブスク彼女」など、若者を中心に共感を集める人気作を世に生み出している漫画家・山本中学が2019年に「ヤングキング」17号(少年画報社)にて連載をスタートした同名漫画が原作。ごく普通のサラリーマン・半澤陽平と、陽平の部屋に突如姿を現した幽霊・愛助(アイスケ)との奇妙な共同生活を描き、ゆがんだ二人のハートフルでちょっぴり切ないラブストーリーが話題を呼び、2020年には単行本も発行された。萩原は、平凡なサラリーマン・陽平を演じる。

プロデューサーの希望で尾道が舞台に

乃木坂46・久保史緒里※ザテレビジョン撮影


今作は、プロデューサーの強い希望で広島・尾道市が舞台に。そのため映画オリジナル設定として、愛助が備後弁を話すことになったという。久保の方言について、萩原は「すごかったです。僕、方言が本当に苦手というか、1回分からなくなると何回やってもグチャグチャになっちゃうんですけど、(久保は)たまにちょっとしたイントネーション違いを方言指導の方から『こうです』って言われると、その後一発でできちゃうからすごいなと思います」と絶賛。

さらに、萩原が「ぶっちゃけ『方言ある』って聞いた時、どう思った?」と久保に“取材”すると、久保は「映画が決まるのも突然だったのに、方言もあるよって…。本読みの段階で方言の先生がいらっしゃったんです」と振り返る。すると、萩原はかぶせるように「だけど本読みの段階でもうできているんですよ。やっぱすごいっていうか、(自分も)ちゃんとやろう!って思いました」と、久保の姿を見て気合いが入ったそう。

幽霊とYouTuberを目指す

また、もし幽霊と共同生活するなら?という質問には「さっきまで、こういう愛助と陽平みたいな(関係性)のも良いなって思ったんですけど、YouTuberとかやってみたら面白いんじゃないっかなって思って。『萩原利久の幽霊チャンネル~!』みたいな(笑)。本当に幽霊なので、心霊スポットに行くYouTubeとかありますけど、“本物”だし。『今からそこのお皿を上げます!』とかやったら、トップYouTuberになれるんじゃないかなって思いました」と独自のアイデアを披露した。

なお、映画「左様なら今晩は」は11月11日(金)より全国公開。

◆取材・文・撮影=ブルータス海田