香取慎吾の第二回個展「WHO AM I ーSHINGO KATORI ART JAPAN TOURー」が、2022年12月7日から2023年1月22日の会期で開催決定。これに伴う記者発表会が11月2日に都内にて行われ、香取が登壇。展覧会の見どころや、概要などを語った。
香取の個展は、2019年の「BOUM！BOUM！BOUM！香取慎吾NIPPON初個展」以来、約3年ぶり。本展では、「BOUM！BOUM！BOUM！―」で展示された作品はもちろん、「JANTJE_ONTEMBAAR」、「週刊文春WOMAN」の表紙書き下ろし、そして本展の為に制作される完全新作などを一堂に展示する。
3年ぶりの個展開催を前に、心境を聞かれた香取は「本当にうれしくて。本当はもっと早く開催したかったなという思いもあった」とコメント。「絵を描くことが好きで。子どもの頃からずっと絵を描いてきて、僕が絵を描いているのは、人に見てもらいたくて。『いいね、すてきだね』と言ってもらいたくて描いている部分がある」と語り、「個展をやるために3年間、他の仕事を頑張ってきました」と笑顔を見せた。
また「出展する作品は大体決めたんですけど、先ほど聞いたら198点ということ」とした上で、「今日聞いて。あと2点新しく描きます。なんで200にしなかったんだろうと思って(笑)。あと2点、新しく描いて、200点飾ります」と宣言した。
「WHO AM I」と名付けられたタイトルについては「自分は誰なんだろうと思うことがずっとあって。それが香取慎吾をやっていて楽しいところなんですけど」と吐露。続けて「お芝居をしたり、バラエティでお笑いをしたり俳優さんとしてお芝居をさせてもらったり。でも絵を描いていて個展をさせてもらったり。そうだ、音楽もやっていますね」と自身の持つ様々な顔を挙げる。
そして「プラスの意味だと、『俺は誰なんだよ』って言いながら笑顔で、いっぱいの自分がいることが誇らしく、それがうれしさで楽しかったりもするし、ちょっとマイナスな面というか、『俺って誰なんだろう』って、ふと自分が何者なんだろうと分からなくなる時もあったり。そんなものが僕の絵には詰まっているので、みなさんが知っている“慎吾ちゃん”が見られる絵もありますし、『この絵、香取慎吾が描いたの？』っていうような、皆さんが知らない香取慎吾も見られる個展になっていると思います。