「ゼロ・ダーク・サーティ」「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」など話題作に出演し、2022年に「タミー・フェイの瞳」でアカデミー主演女優賞に輝いたジェシカ・チャスティン。彼女が「ヘルプ 心がつなぐストーリー」のテイト・テイラー監督と再びタッグを組んだ「AVA/エヴァ」が映像配信サービス・dTVにて配信スタートした。
さまざまな役柄を演じてきたジェシカ・チャスティンが本作で挑むのは、美しき暗殺者・エヴァ。組織からの指令に従ってただ完璧に任務をこなす日々の中で、エヴァは少しずつ「なぜこのターゲットは殺されなければならないのか」という疑問を抱くようになる。
そんな中、エヴァに下った新たな指令は、サウジアラビアに駐屯中のドイツ軍幹部の暗殺。心臓麻痺に見せかけて秘密裏に殺すはずが、組織から誤った情報を与えられたために銃撃戦に発展。命からがら逃げ出す。
組織の人間に裏切り者がいると察したエヴァは、少しの間休暇を取り、ボストンの実家に帰ることに。ひとりの人間として、母や妹との確執、アルコール依存症だった過去に向き合っていこうとするも、組織の魔の手は徐々に彼女に迫っていく。
同作の見どころは、ド派手なアクションとエモーショナルなヒューマンドラマの両軸を表現するジェシカ・チャスティンの存在感。アクションサイドでは、艶やかなドレス姿で銃撃戦をかいくぐったり、1対1で相手を仕留める肉弾戦を繰り広げたり、圧巻の身体能力を披露している。
クールな暗殺者に見える一方で、実は心の奥に秘めたトラウマや、冷酷になりきれない葛藤など、繊細さや弱さがあるギャップも魅力。家族を始め、エヴァをとりまく登場人物たちとのドラマにも惹き込まれるはずだ。
さらに重厚さを与えているのが、その登場人物たちを演じる俳優陣。エヴァが信頼する暗殺者としての師匠・デュークに名優ジョン・マルコヴィッチ、謎多き組織のボス・サイモンに「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」「ダンボ」のコリン・ファレル、エヴァの元恋人・マイケルに「スーサイド・スクワッド」「ジョン・ウィック チャプター2」のコモンなど、豪華キャストが集結している。
スタイリッシュなアクションと熱いドラマで描く新たな“暗殺者”ムービー「AVA/エヴァ」はdTVにて配信中だ。
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