“空手世界一”小谷興会さんが「TOHO NEW FACE」グランプリ 横浜流星との共演希望

2022/11/07 06:00 配信

芸能一般 会見

「TOHO NEW FACE」グランプリを受賞した小谷興会さん撮影:山田健史

「TOHO NEW FACE」オーディション2022グランプリ発表会が11月6日に都内で開催され、京都出身の11歳、小谷興会さんが「TOHO NEW FACE」グランプリを受賞。受賞の喜びと今後の展望を語った。

「TOHO NEW FACE」オーディションは、かつて1946年から60年代後半にかけて俳優発掘のためのオーディションとして開催された「東宝ニューフェイス」の歴史あるタイトルを引き継ぎ、男性オーディションとして表記を改めたもの。11歳で京都出身の小谷さん、13歳で東京出身の高橋佑大朗さん、19歳で兵庫出身の山崎春軌さんがファイナリストとして登壇した。

ミュージカル賞・高橋佑大朗さん「アニー」に感動


ミュージカル賞を受賞した高橋さんは「初めて見たミュージカルが『アニー』。アニーが『トゥモロー』を歌うシーンですっごく感動したので、その感動を見てくださった方々にお伝えできるような俳優になりたい」とミュージカルへの思いを吐露。プレゼンターの上白石萌音からトロフィーを受け取ると、「本当にうれしいです」と喜びをかみ締めた。

今後については「まだ実力が足りていない部分もたくさんあるので、これからもっと努力して頑張っていこうと思います」と宣言。「もっと努力して、世界に行けるようなミュージカル俳優になりたい」と将来に思いを馳せていた。

グランプリ・小谷興会さん、ミュージカル賞・高橋佑大朗さん撮影:山田健史


グランプリ・小谷興会さん「何事にも挑戦し続ける」


グランプリに輝いた小谷さんは、極真空手の型で10歳の部の現世界チャンピオンだという。輝かしい実績の一方で、「僕は少し臆病なところがあります」と自己分析し、「何事にも挑戦し続ける、そんな俳優さんに僕はなります」と力を込めた。

プレゼンターの福本莉子からトロフィーとマントを贈呈されると、「とってもうれしいしかない」と喜びの大きさを表現。将来は吉沢亮や、自身と同じく空手の世界チャンピオンの経歴を持つ横浜流星と共演してみたいそうで、「二人とも格好良いです」と憧れつつ、「格好良くてなんでもできるオールラウンダーになりたいです」と目標を掲げていた。

◆取材・文=山田健史

※高橋佑大朗の高は正しくははしご高

小谷興会さん、福本莉子撮影:山田健史