関ジャニ∞、アクシデントを突発セッションで乗り切る対応力【関ジャニ∞inメトロック完全密着 前編】

2017/06/02 18:39 配信

音楽

「宇宙に行ったライオン」のイントロでは渋谷すばると錦戸亮が心底楽しそうにアイコンタクト(C)Metrock 2017 Photo by 本田裕二


 続いて届けられたのは「言ったじゃないかーっ!」という錦戸の叫びから始まる「言ったじゃないか」。宮藤官九郎脚本×錦戸主演のドラマ「ごめんね青春!」の主題歌としておなじみの楽曲だ。

タイトに歯切れよく刻まれるサウンドに、好きな子に振り回されるちょっと情けない男心をコミカルな歌詞で載せたこの曲もまた、関ジャニ∞らしさ満点の一曲。渋谷はかつて弊誌のインタビューで「ミュージシャンではないからこそ、エンターテインメントの世界で生きてきた関ジャニ∞だからこそ魅せられるサウンドがある」と語っていたが、曲中に差し込まれるコミカルなセリフも含め他のバンドにはない魅せ方、楽しませ方をする7人の存在感には、さすがのエンターテインメントと感じた瞬間でもあった。

「あらためまして、関ジャニ∞です! メトロック楽しんでいるか!?俺たち関ジャニ∞、いつもテレビでバカなことをやったり、ふざけてばっかりですけど、きょうのきょうだけは純粋に音楽を届けに来ました。俺たち関ジャニ∞の音楽を聴いてくれー!」(村上)そんな村上のあおりもまた、毎年のように5大ドームツアーを成功させてきたアイドル・関ジャニ∞だからこそ鍛え抜かれた「本番への度胸」を感じさせた。