関ジャニ∞、アクシデントを突発セッションで乗り切る対応力【関ジャニ∞inメトロック完全密着 前編】

2017/06/02 18:39 配信

音楽

「宇宙に行ったライオン」のイントロでは渋谷すばると錦戸亮が心底楽しそうにアイコンタクト(C)Metrock 2017 Photo by 本田裕二


4曲目は、丸山のベースフレーズからイントロインする「NOROSHI」。丸山のベースを受け、村上が流れるような鍵盤と安田、錦戸がギターを差し込むと、横山のトランペットが曲を引っぱり、アグレッシブな大倉のドラムが曲を派手やかに演出し、渋谷が腹からの叫びをかます。素晴しいリレーションとバンド感である。鮮やかな安田のギターリフから始まった「宇宙に行ったライオン」では、錦戸がアコースティックギターに持ち替え、渋谷がギターを置き、リードボーカルを取る。サビ寸前までアコギをかき鳴らしていた錦戸が、サビ直前で鮮やかにエレキへ持ち替える華麗な「早替え」も名物のこの楽曲では、渋谷の伸びやかな歌声がいっそう際立つ。シングルカットされていないアルバム曲でありながら、サビの「遠くへ 遠くへ」というコーラスが演奏中から浸透し熱狂的に叫ばれていたのも印象的だった。

ダークなロックナンバー「象」では、普段はほんわかした印象の安田が、普段は見せない牙を見せながら巻き舌ぎみにAメロを歌い上げると、横山のクールなボーカル、大倉の甘いボーカルへとつながり、サビでは渋谷がファルセットを加えながら歌い上げる圧巻の歌唱力を見せる。

と、ここで一つアクシデントが…。