「象」終わりで、丸山が歪んだベースソロを弾き始める。
「イェ〜イ、マルちゃ〜ん!」(錦戸)
渋谷は丸山と向き合い、弾けた笑顔でアイコンタクト。
「イェ〜イ!」(渋谷)
渋谷の声を受け、キックを10発鳴らす大倉。ベースソロを引き続ける丸山の音に、大倉がリズムを加えリズムセッションが始まった。
「ハイハイハイ!」と渋谷。オーディエンスはそのリズムセッションに大いに盛り上がった。
だが、実はこのときの丸山のベースソロは曲順を間違えたアクシデントだったことが、後ほど判明(笑)。
丸山の間違いに気づいた時点で演奏を止めることもできたはずだが、錦戸と渋谷、そして大倉のさすがのフォローによって、それが間違いだったと気付かせない演出へとつなげたのはさすがだった。これも、生放送やコンサートで日常的に鍛え上げられていた、彼らのとっさの判断力と対応力のたまものだろう。
武市尚子