葵わかなが、1月7日(土)スタートの土ドラ「三千円の使いかた」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)で主演を務めることが明らかになった。
同作は原田ひ香の同名小説を原作に、御厨(みくりや)家三世代の女性らが、“節約”を通して「どのような人生を送りたいのか?」を真剣に考え、悩みに向き合いながら奮闘する姿を描くホーム“マネー”ドラマ。葵は主人公である御厨家の次女・御厨美帆を演じる。
中学生だった美帆(葵)に、祖母は「人は三千円の使いかたで人生が決まるよ」「三千円くらいのお金で買うもの、選ぶもの、三千円ですることが結局、人生を形作っていくということ」と言う。何事にもきっちりとした祖母の言葉を胸に刻んで美帆は大きくなる。
しかし、就職して1年の美帆(24)は、憧れの都内のおしゃれエリアで一人暮らしをスタート。家賃は9万8000円。学生時代から付き合っている彼氏とラブラブに過ごし、雑用だけど仕事も順調、将来のための貯蓄などには考えも及ばず、好きなもの、好きなグルメ、好きなファッションに包まれる毎日を送り、祖母の言葉をすっかり忘れ、社会人ライフを満喫していた。そんなある日、暗雲が立ち込める。
美帆の勤める会社で最も信頼でき憧れの存在である先輩・街絵が病気で倒れ、そのまま会社を辞めることに。胸にぽっかりと穴が開く美帆、そんな美帆を優しく彼氏が包み込んでくれると思いきや、学生から社会人になり2人の間には隙間風が。「私は本当にこのままでいいのだろうか…」と美帆は悶々とした気持ちを抱えながら過ごす。そんな悩める美帆に、ある偶然の出会いが訪れ、人生が少しずつ変わり始める。
一方、御厨家では夫の遺産1000万円をコツコツと増やし目標を達成したものの、逆に生きがいを失ってしまった祖母や、定年間際の無口な夫とギクシャクし熟年離婚が脳裏をよぎる中、突然病気の宣告を受けてしまう母らが人生の岐路を迎える。