深田恭子2年ぶりのドラマ主演決定 Amazon Original「A2Z」で大人の恋物語を艶やかに演じる

深田恭子が主演を務めるAmazon Originalドラマ「A2Z」が2023年2月上旬に配信されることが明らかになった。深田は『ルパンの娘』(2020年10月期/フジテレビ系)以来、約2年ぶりにドラマで主演を務める。

原作は「第52回読売文学賞」(2000年)を受賞した、山田詠美氏の同名小説であり、30代女性の恋愛や夫婦関係、仕事の葛藤をAからZまで、26文字のアルファベットを辿る形で送る知的でスタイリッシュな大人のラブストーリーとなっている。今回深田演じる主人公・澤野夏美(さわの・なつみ)は年下の男性と出会い、再び恋を知っていく大人の女性を艶やかに演じる。

ドラマ「A2Z」・順調だったはずの結婚生活が…

老舗大手出版社に勤める文芸編集者の主人公・澤野夏美は、8年前に同業他社の森下一浩と結婚したが、旧姓の澤野を通名にしている。夏美と一浩の間に子どもはおらず、お互い我が道を行く編集者であり、仕事ではライバル関係だ。仕事場で会う時はお互い「森下」「澤野」と呼び捨てにする一風変わった関係だが、お似合いの夫婦であった。

仕事もプライベートもすべて順調に思えたが、ある夜、夫の一浩から1年以上付き合っている女性がいると告白される。夏美はあまりの出来事に怒りや嫉妬という感情よりも、寂しさを感じてしまう。そんなぽっかりと空いてしまった心の穴を、夏美は若い郵便局員・成生(なるお)と出会い、夏美は恋に落ちていく。

監督は光野道夫が担当

光野は、『素顔のままで』(1992年4月期/フジテレビ系)、『101回目のプロポーズ』(1991年7月期/フジテレビ系)、最近では映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』(2021年)の監督を務めるなど、美しい映像と音楽を絶妙なバランスで掛け合わせる演出に定評のある監督だ。光野と深田が作り出す夏美の繊細な感情表現に注目したい。