近藤春菜、30代で生まれた“心の余裕”「無理と言えるようになった」一番のテーマは“自分らしさを失わない”

2022/11/13 08:40 配信

バラエティー インタビュー 独占

近藤春菜※ザテレビジョン撮影

ハリセンボン近藤春菜がスタジオMCを務めるABEMAオリジナル恋愛番組のシリーズ10作目となる新作「恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK」が11月13日(夜10:00-)から放送される。来年2月で40歳の誕生日を迎える近藤は、30代を“めちゃくちゃ楽しい10年間”と振り返り、がむしゃらだった20代を経て、「良い意味で自分に対して諦めることができるようになった」「『それは無理です』と言えるようになった」と振り返り、「今の一番のテーマは、無理をせずに、自分らしさを失わずにどう活動できるか」と明かす。その一方で、芸能界に対する“ミーハー心”は、現在に至るまで衰えることがなく、「芸能界が異常に好きなんです」と笑顔を見せた。

『ドラ恋』出演者に抱く“親心”「20代の頃の自分と重なる」


――春菜さんは、「恋愛ドラマな恋がしたい」のスタジオキャストをシーズン7から4シーズン連続で務められています。改めて、この「ドラ恋」シリーズの魅力がどんなところにあると思いますか。

来年40歳になる私からすると、20代の若手俳優の皆さんが夢に向かって頑張っている姿を見ると、初心に還れるというか、自分が20代の頃を思い出します。がむしゃらな姿勢が素敵だなと思いますし、そこに恋愛も絡んでくるからすごくキュンキュンしますし。見ているとすごく元気をもらえるので、視聴者の方も、そういったところに魅力を感じているのではないでしょうか。

――春菜さんも20代はがむしゃらだったのでしょうか。

そうですね。芸人になりたての20代の頃は右も左もわからず、今やってることが将来につながるかもこの先も仕事が続くのかもわからない状態で、とにかく目の前のことに全力で取り組むしかありませんでした。「ドラ恋」メンバーを見ていると、色んな不安を抱えながら突き進んでいた当時の自分が重なるので、自然と親心がわいてしまいます(笑)。

ファーストキスだった“ビジネスキス”…リットン調査団・水野の優しさ


――「ドラ恋」では、出演俳優同士の「キス」が重要な要素となっています。春菜さんはこれまでに、約30人以上と“ビジネスキス”をされてきたそうですが、もっとも印象的だったビジネスキスをお聞かせください。

芸人になって2年目くらいに、生放送の罰ゲームでしたファーストキスが思い出に残っています。相手は、リットン調査団の水野(透)さんでした。芸人として覚悟をもって臨んだんですけど、人生初のキスでもあったので、終わった後に心の奥底に眠ってた“乙女の春菜”が「キスしたんだ…」となり、複雑な気持ちになったのを覚えています(笑)。そしたら、水野さんがすっごく優しくて「大丈夫だった?」とフォローしてくださったんです。今でも会う度に「あの時はごめんな」と声をかけていただいていていますし、本当に紳士的な方なんですよ。

――「ドラ恋」シリーズを見て、自身の恋愛で活用したいと思った恋愛のテクニックや、アプローチ法があれば教えてください。

スタジオにいると、出演している俳優さんたちの思っていることがすべてわかるんですよね。なので、「どうしてもっと素直にアプローチできないの!?」「積極的にいけばいいじゃん!」とヤキモキしたりもします。だけど、自分が当事者になって、意中の相手に素直に気持ちを伝えられるかといったら、できる自信はありません。でもだからこそ番組を通して、“人に気持ちを伝える”ことは難しいけど大事であり、思ったことは絶対に言葉に出したほうがいいと学びましたね。