韓国の大ヒットWEBドラマ「A-TEEN」の主役でデビューし、“WEBドラマの女神”と呼ばれたシン・イェウン。近年は地上波ドラマでも主役を担い、代替不可の女優としてキャリアを重ねている彼女が、11月9日よりディズニープラスで配信が開始された「代理リベンジ」で、亡くなった双子の兄の死の真相を探る妹役で出演。新たな魅力で輝いている。
この作品は、双子の兄の死にまつわる真実を探し求める主人公・チャンミ(シン・イェウン)と、不公平な世の中に立ち向かって復讐代行を始めたスホン(ロモン)が人生を揺るがした衝撃的な事件に巻き込まれて繰り広げられる、ディズニープラスオリジナルのハイティーン復讐スリラー。毎週水曜に2話ずつ追加され、全12回の編成となる。
チャンミは、釜山の施設で暮らす高校2年生。双子の兄・チャンギュ(カン・ユル)は幼い頃にソウルの夫婦の養子となり、別々に暮らしているが今でも仲が良く、連絡を取り合う仲だ。そんなある日、学校の休み時間にテレビ電話で話していると、チャンギュが居た教室に何者かが入ってきた。彼は「ちょっと待ってて」と画面を下に向けた後、そのまま電話が切れる。
そのまま連絡がとれなくなり、心配になったチャンミが彼の学校を訪れると、チャンギュが飛び降り自殺したと知らされる。週末には釜山に来ると約束し、話があるとも言っていた兄が自殺などするわけがないー彼女はそう訴えるが、彼の養父母も警察も「自殺」と断定し、取り合わなかった。どうしても納得できない彼女は、死の真相を探るため、彼の高校に射撃部の特待生として転校する。
チャンギュは養子となってからは“パク・ウォンソク”という名前になっていて、学内ではチャンミが妹であると誰も分からない。妹だと知れたら真実が明かせないかもしれない、と、彼女は関係を隠すことにした。
彼女はソウルに引っ越した日に、スホンという学生と知り合う。彼は転校先の同じクラスの生徒だった。チャンミは初日から兄の死について探り始め、「アジョンという生徒と付き合っていた」と知り、教えられた彼女の携帯に電話する。すると、出たのはなぜかスホン。不可解に思った彼女はそのまま彼を尾けると、彼が向かった先は病院。そこで彼女は、スホンが脳腫瘍で余命半年と医師に宣告されているのを見てしまったが、知らないふりをすることに決めたのだった。
スホンは、実は落ちたチャンギュを見て通報した人物だった。しかし、親しいわけではなかったと言う。また、チャンミがチャンギュのことを探る中で、“パク・ウォンソク”は、彼女が知っているやさしい兄とは違い、女子学生を平気で脅し痛めつけるようなヤツで、「彼が死んで喜んでる生徒はたくさんいる」と知りショックを受ける。
そんな中、学校で女生徒の自殺未遂事件が起きる。彼女は自分を暴行した有力者の息子・ジュンギョン(チン・ホウン)が復学してきたことに耐えきれず手首を切ったが、一命は取り留めた。ジュンギョンをどうしても許せない白髪の女生徒・ソヨン(チョン・スビン)は、スホンに彼への復讐を持ちかける。ソヨンもかつて転校初日に入院するほどのヒドいイジメを受けたが、スホンが加害者たちをボコボコにしてソヨンに謝らせたという過去があった。最初は躊躇していたスホンだったが、カネが稼げると聞かされ、母親の入院費が払えず苦労していた彼は、その頼みを請けることにしたのだった。
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