福原遥がヒロインを務める連続テレビ小説「舞いあがれ!」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第32回が11月15日に放送され、舞(福原)の幼なじみ・貴司(赤楚衛二)の苦しい心の内が少しずつ見えてきた。(以下、ネタバレがあります)
ヒロイン・舞がものづくりの町・東大阪と自然ゆたかな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら夢に向かっていく「舞いあがれ!」。第7週「パイロットになりたい!」では、「旅客機のパイロットになりたい」という新たな夢を手にした舞が進路に悩む日々が描かれている。
そんな中、第31回ではSEとして働いていた幼なじみの貴司が突然会社を辞め、姿を消した。貴司の両親(山口智充・くわばたりえ)が心配する中、第32回で舞は貴司からの折り返しの電話で彼が五島にいることを知り、久留美(山下美月)とともに五島へ向かう――というエピソードが描かれた。
舞に電話で「もう限界なんよ」と口にした貴司。だが、そのSOSは少し前からたしかに描かれていた。
舞が人力飛行に向けて厳しいトレーニングを重ねていた第23回、貴司は仕事の合間にカフェ「ノーサイド」で紙ナプキンに“干からびた犬”と走り書き。その後、舞と久留美に「干からびた犬いうんは、僕のことや」「今僕な、営業成績最低やねん。僕だけノルマがクリアできへんくって、いつもめっちゃ怒られんねん」とこぼしていた。