今回、ドラマから一緒に演じてきた利久が演じる平良の成長を身近に感じて、本当に感動しました。クランクアップして改めて振り返ると、結ばれても関係性は変わってない絶妙な二人の距離感を表現するのは難しかったです。
劇場版では、利久の芝居をうける状況も多くて僕自身とても貴重な経験になりました。すごくエモーショナルですてきな作品になると思います。
唐突ですが、思いが深すぎてこじれて絡みあって解けない二人が好きです。「両思い」と一言で表せば、幸せに聞こえる響きですが、その相手だからこそ生まれてくる感情は十人十色だと感じます。相手を思えば思うほどに、溺れていく切なく美しい感情を、また目の当たりにできて幸せでした。
平良と清居の「両思い」という、契約はない甘美で儚い関係、そして、二人を取り巻く色濃い人間関係にも注目です。愛を込めて、全スタッフ一丸となってお贈りします。
脚本を書いて生きていく中で、大きなテーマとなっているのが「『永遠』を見つけたい」ということで。その長年の問いかけに、真正面から向き合う機会をくれたこの作品に感謝しています。
そして何より、再び平良と清居の物語に関われたのは皆さんの熱い声援、大きな大きな愛のお陰です。どれだけ言葉を尽くしても足りないほど感謝しています。本当にありがとうございます。
というか…脚本書いてますと早く言いたかった!! 皆さんと語り合いたかった!! 思いが爆発寸前ですので、思いっきり盛り上がっていきましょう。みんなで叫びたいです。「ひらきよ…エターナル!!!!」
ドラマ初回放送時のワクワク感を思い出しています。萩原利久さん演じる平良と、八木勇征さん演じる清居の初登場の衝撃…。あれを今度は映画館の大きなスクリーンで体験できるのかと思うと期待と喜びしかありません。
酒井麻衣監督の細部までこだわりが詰まった映像美、原作を大事に再構築してくださった坪田文さんの脚本、最高の俳優と制作陣がそろった劇場版「美しい彼〜eternal〜」、わたしもファンのひとりとして楽しみます!