音楽界で最も権威ある賞として全世界の音楽ファン、ミュージシャン、音楽関係者が注目するグラミー賞。日本時間の2023年2月6日(月)に「第65回グラミー賞授賞式(R)」が米・ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで開催され、授賞式の模様はWOWOWで生中継される。今回、新たに追加された5部門を含む、全91部門のノミネーションが発表された。
注目ノミネートは、前回「Butter」で「最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ)」にノミネートされたBTS(防弾少年団)。今回、Coldplay(コールドプレイ)とのコラボ曲「My Universe」で再び「最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ)」にノミネートされ、さらに「Yet To Come」で「最優秀ミュージック・ビデオ」にもノミネートされた。BTSは3年連続3回目のノミネートとなり、初受賞となるか注目が集まる。
最多ノミネートは、女性アーティストとして最多受賞記録を持つビヨンセの9部門。アデルは主要3部門を含む7部門、ハリー・スタイルズは主要3部門を含む6部門でノミネートされた。
日本人ではインストゥルメンタルアーティストとして活躍する宅見将典が「MASA TAKUMI」名義でリリースした「Sakura」が「最優秀グローバル・ミュージック・アルバム」にノミネートされた。MASA TAKUMIはSly & Robbie and The Jam Mastersのメンバーとして参加したレゲエ・アルバムが第56回、第57回のグラミー賞®にノミネートされた経験を持ち、日本ではAAAやDA PUMPの作曲などを担当している。
また過去に6度のノミネーションと2度のグラモフォンを獲得している内田光子は今年リリースした「ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲」が「最優秀クラシック・インストゥルメンタル(ソロ)」にノミネートされた。
この「第65回グラミー賞授賞式(R)」の模様は、WOWOWで生中継で放送・配信される。
授賞の瞬間はもちろん、ビッグアーティストたちのパフォーマンスや、授賞式ならではの貴重なコラボレーションも見どころ。世界最高峰の音楽の祭典を堪能できる。
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