川村:だからこそ、文華と王司の掛け合いも面白いものになったはず。カフェのシーンでの掛け合いなんかも、すごくテンポが良くて。大阪人同士だからこそのテンポ感も出せていると思いますよ。
小芝:霊媒師のKenshinさん(池内博之)にビデオをおはらいしてもらうシーンで、助手の女性が大きな声で話すところも面白かった。その女性はもちろん、それに反応する会話がすごく好きでした。そういうシーンもあるので、ホラーが苦手な方でも見やすい作品になっていると思います。
――今作のキーワードは“拡散”です。今ハマっている、もっと広まってほしいと思うモノを教えてください。
小芝:SNSに投稿されているご飯を見るのが好きなんですけど、最近レシピ本を発売された方がいて。そこに載っているトンテキがめっちゃおいしいんです。そのレシピがもっとはやらないかなって思っています。
川村:もっと拡散すればいいのに、かぁ。何だろう…(熟考)。
小芝:俺の美声?(笑)
川村:俺、どんなキャラやねん!(笑) ゲームかな。PCでゲームをする文化ってまだまだ広まっていないと思うんですよ。なので、eスポーツがもっと盛り上がればいいなって。やっぱりコンシューマーゲームとは反応速度が明らかに違うし、一回PCでやっちゃうと戻れなくなるはず。それにゲームに限らず、好きなことで認められる風潮が、もっと広まったらいいですよね。
◆取材・文=高橋梓
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