千原ジュニアが語る『ドラフトコント2022』 「“1本限り”ならではの難しさを楽しんでほしい」

2022/11/18 20:00 配信

バラエティー インタビュー

『ドラフトコント2022』(C)フジテレビ

昨年、大好評を博した特番『ドラフトコント』が、パワーアップして今年も放送される。選ばれし5人のキャプテンがドラフト会議を行い、バラエティに富んだ精鋭・中堅芸人らドラフト候補20人から一緒にコントをやってみたいと思うメンバーを指名。ドラフト終了後に1か月という練習期間を経てコントを披露。どのチームが優れていたか競い合い、チャンピオンを決定する。一夜限りのチームで挑むコントへの意気込み、見どころをキャプテンたちに語ってもらい5日連続でお届けする。最終回は、千原兄弟として長年コントを書き続け、個人としても活躍するお笑い界のカリスマ・千原ジュニアが登場!

――キャプテン就任のオファーがあった時の率直な感想を教えてください。

千原 楽しそうであり、大変やろうなって感じですね。ほかのキャプテンたちを見た時、芸歴的には離れてる人もいるし、小籔みたいに近い人もいるし。でも一番芸歴が上なんで、そのプレッシャーはありましたね。キャプテンもそうそうたるメンバーですけど、ドラフトメンバーもすごいですね。はずれがない。

――ドラフトにはどんな戦略で臨んだんですか?

千原 なにも考えずに挑みました。ただ全員後輩なんでね、「はじめまして」というメンツだと、相手も僕も緊張するし、その中でのネタ作りっていうのは非常に窮屈かな、とは考えました。なので普段から親交のあるメンバーから指名しようと決めていきました。結局、飲みに行ってるメンバーが集まりましたね。なので練習期間の1か月は、そこで距離を縮めるみたいな時間は一切いらなかったんですけど、なかなか本題に入れませんでした(笑)。

『ドラフトコント2022』(C)フジテレビ

――知っているメンバー同士だからこそ、逆に生まれる難しさはなかったんでしょうか?

千原 やりづらいってことはなかったですね。ただ、コントをするのは全員初めてやったんで。僕にとってもみんなにとっても、今回初めて知ることが多かったと思います。

――ジュニアさんが考えるドラフトコントの難しさ、そして面白さを教えてください。

千原 これだけのメンバーで何本もできるってことなら、いろんなパターンのコントが作れるんですよ。5本6本あるうちの1本なら、「もう1本あるからこっちはちょっと死に役で」とか、「今回は引いといてもらおうか」とかネタのためにメンバーに犠牲になってもらうことができるんですけどね。けど、ドラフトコントは1本だけの勝負なんで。1本限りならではの難しさはあるんですが、そこを楽しんでほしいですね。