3時のヒロイン・かなで&超特急・草川拓弥が明かす、コンプレックスの乗り越え方「笑いに繋げる」「ファンの言葉で変わった」

すでに共演していた2人…かなでは“エキストラから相手役”の大昇進

かなで(左)と草川拓弥※ザテレビジョン撮影(撮影=晴知花)


――かなでさんは、今回草川さんと共演してみてどんな印象を持ちましたか?

かなで:草川さんとは、芸人になって2年目の頃に出演させていただいた映画「兄に愛されすぎて困ってます」で、実は既に共演しているんです。当時、私はエキストラみたいな役で、草川さんや千葉雄大さんが通るところで、「キャー!」「かっこいいー!」と歓声を上げる大勢のうちの一人でした。

――草川さんはかなでさんがいたのを覚えていますか?

草川:いや…すいません、はっきりとは覚えていないです(笑)。

かなで:ですよね(笑)。あの時見た草川さんは、キラキラしていてとにかくカッコ良かった。今回、そんな方の相手役に抜擢していただけるなんて、私もだいぶ昇進しましたよね(笑)。とはいえ、草川さんと共演するにあたって、カッコいい俳優さん=チャラチャラしているというイメージを勝手に持っていたこともあり、「私のことなんか相手にしてくれないんじゃないか」とネガティブに思っていたんですよ。でも実際は全くそんなことはなく、ちゃんと向き合ってくれるし、すごく真面目で、とにかく素敵な方だという印象を受けました。

――草川さんから見た、かなでさんの印象も聞かせてください。

草川:かなでさんは、もともとこの夢子というキャラクターのモデルだったんじゃないかと思うくらい、現場で「夢子」としていてくれました。なので、僕も安心して身を委ねることができましたし、本当に夢子がかなでさんで良かったと思います。また何より、かなでさんがいると、場が和むんですよね。スタッフの皆さんも楽しそうで、監督さんもよく大笑いしていたりとかして。かなでさんがいてくれたおかげで、現場は常に良い雰囲気が流れていた気がします。